REPEAT 基本コマンド (編集のみ)
REPEAT 基本コマンドは、単一セグメント・オカレンスまたは副構造全体をデータベースに挿入します。
構文
パラメーターを指定せずに REPEAT コマンドを使用して、現行セグメント・タイプの単一オカレンスを データベースに挿入します。
REPEAT ALL コマンドを使用して、現行セグメント・タイプのオカレンスをデータベースに挿入し、 この新規オカレンスの下にある現行セグメントの従属セグメントをすべて複写します。
REPEAT または REPEAT ALL コマンドが出され、かつ、現行セグメント・タイプの挿入が許可されている場合は、FM/IMS は「Insert Root Segment (ルート・セグメントの挿入)」パネル (現行セグメントがルート・セグメントの場合) もしくは「Insert Segment (セグメントの挿入)」パネル (現行セグメントがルート以外のセグメントの場合) を表示します。
「Insert Segment (セグメントの挿入)」パネルで、親キー域の「Key value (キー値)」フィールドが、現行セグメントの親のキーを伴って表示されます。
「Insert Segment (セグメントの挿入)」パネルおよび「Insert Root Segment (ルート・セグメントの挿入)」パネル で、現行セグメントのキーおよびデータがデータ域に表示されます。
- IMS を呼び出して、指定されたセグメント・オカレンスを挿入します。
- REPEAT ALL の場合、新規オカレンスの下の現行セグメントの従属セグメントをすべて複写します。
- 「IMS Data (IMS データ)」パネルに戻り、前に表示されていたページを再表示します。
セグメント・オカレンスを挿入せずに「IMS Data (IMS データ)」に戻る には、「Cancel」キー (F12) を押します。
- データベースの編集に使用する PCB が、セグメントを挿入するのに必要な処理オプションを 持っていない。または、
- データベースの編集に使用する PCB が 2 次索引を使用しており、かつ、セグメントが 2 次索引の ターゲット、もしくはターゲット・セグメントの親になっている。または、
- セグメントが連結セグメントであり、論理子および宛先親の両方に対してデータ機密性を持っていない。または、
- 挿入によって固有の 2 次索引で重複セグメントを生じる場合があり、 重複セグメントが U0828 異常終了を引き起こす。
上記のいずれかの条件が現行のセグメント・タイプに対して当てはまる場合は、REPEAT コマンドは、 診断を実行し、「Insert Segment (セグメントの挿入)」パネルまたは「Insert Root Segment (ルート・セグメントの挿入)」パネル を表示しません。
使用箇所
- 編集のみ
- 「IMS data (IMS データ)」パネル (ZOOM モードの場合を除く)