NEXT 基本コマンド

構文

1 NExt? number
1! =
1 *
1 segment-name
1 MAX

number

前方に移動するセグメント・オカレンスの数 (number)。

=

動作は、現在の SHOW コマンドの設定によって異なります。

現在の設定が SHOW SUP OFF の場合、FM/IMS は、 同じセグメントおよびレイアウト・タイプ (現在の定様式セグメント・タイプ) の n 番目のオカレンスまで前方にスクロールします。

現在の設定が SHOW SUP ON の場合、FM/IMS は、レイアウト・タイプに関係なく、現行セグメントと同じセグメント・タイプの n 番目のオカレンスまで前方にスクロールします。

注: 「Editor Options (エディター・オプション)」パネル (オプション 0.5) の「Use * (any segment type) as default on NEXT and PREVIOUS commands (NEXT および PREVIOUS コマンドにデフォルトとして * (任意のセグメント・タイプ) を使用)」フィールドが選択されていない限り、= がデフォルトです。

*

現在の SHOW コマンドの設定を無視して、 セグメント・タイプにかかわらず、number の数だけセグメント・オカレンスを前方に移動します。

注: 「Editor Options (エディター・オプション)」パネル (オプション 0.5) の「Use * (any segment type) as default on NEXT and PREVIOUS commands (NEXT および PREVIOUS コマンドにデフォルトとして * (任意のセグメント・タイプ) を使用)」フィールドを選択すると、これをデフォルトの動作に設定できます。

segment-name

指定されたセグメント・タイプの n 番目のオカレンスまで前方へ移動します。

注:

1. FM/IMS が DBD 内で segment-name との完全一致を検出しない場合は、DBD 内のセグメントのリストを検索して、入力された値がセグメント名に含まれているかどうかを判別します。一致が含まれている最初のセグメント名が、NEXT コマンドで使用されます。例:

                   ACCOUNTS
                      │
        ┌─────────────┴───────────────────┐
        │                                 │
     BRANCH                            CUSTOMER
                                          │
                                       CUSTADDR

   「NEXT CUST」と入力すると、データベース内で次に出現する CUSTOMER セグメントの位置が 見つかりますが、CUSTADDR セグメントは検出されません。ただし、「NEXT ADDR」と入力でき、これによりデータベース内で次に出現する CUSTADDR セグメントが検索されます。

2. 指定されたセグメント・オカレンスが見つからない場合は、 現行データベース位置は変更されず、次のメッセージが表示されます: セグメント名が無効

MAX

最後のセグメントまでスクロールします。また、スクロール・フィールドに MAX と入力し、次に NEXT コマンドを入力することもできます。

注: スクロール・フィールドによって、デフォルトが MAX に変更されることはありません。