本文部分のレコード・フォーマット
本文部分の中で、印刷されるレコードは、比較のタイプ (レコードまたは定様式) と「ワイド・リスト」オプションが選択されているかどうかによって、4 つの基本方式のうちのいずれか 1 つで表示されます。「16 進文字の表示」または「変更の強調表示」オプションが選択されている場合には、基本レイアウトの変形が作成されます。
- 狭幅のレコード報告書
- この報告書は、「レコード」比較オプションが選択されて、「ワイド・リスト」リスト・オプションが選択されていない場合に作成されます。
報告書の幅は 132 文字に制限されて、長いレコードは複数行に分割されます。一致するレコードの場合には、「新しい」レコードだけが報告されます。対の挿入および削除の場合および変更レコードの場合には、「新しい」レコードが最初に報告され、続いて「古い」レコードが報告されます。対でない挿入および削除の場合には、「孤立した」レコードが報告されます。「新しい」レコードと「古い」レコードの両方を分割する必要がある場合には、対応するバイトが縦方向に隣接したままになるようにレコード・セクションが交互に配置されます。
この形式は、比較報告書を印刷する必要がある場合に便利です。
- 広幅のレコード報告書
- この報告書は、「レコード」比較オプションと「ワイド・リスト」リスト・オプションの両方が選択されている場合に作成されます。
この報告書は、File Manager のリスト・データ・セットの全幅を使用します。一致するレコードと一致しないレコードは、狭幅のレコード報告書と同じ方式で報告または抑制されます。
一般的にこの形式は、報告書をオンラインで検討したいだけの場合に、狭幅のレコード報告書よりも分析が容易です。
- 狭幅の定様式報告書
- この報告書 (「単一」形式とも呼ばれる) は、「定様式」比較オプションが選択されたが、「ワイド・リスト」リスト・オプションが選択されていない場合に作成されます。
報告書の幅は 132 文字に制限され、「古い」データ・セットおよび「新しい」データ・セットからフィールドを表示するためには縦に分割されます。「新しい」データ・セットからのフィールドは報告書の左側に置かれて、「古い」データ・セットからのフィールドは右側に置かれます。
一致するレコードの場合には、「新しい」レコードのフィールドだけが報告されますが、一致するレコードを対でない挿入と区別できるように「古い」レコード番号も右側に報告されます。対の挿入および削除の場合および変更レコードの場合には、両方のレコードからのフィールドが報告されます。対でない挿入および削除の場合には、「孤立した」レコードからのフィールドが報告されて、報告書の他方の半分はブランクのままにされます。
この形式は、比較報告書を印刷する必要がある場合に便利です。
- 広幅の定様式報告書
- このレポート (「表」形式とも呼ばれる) は、「定様式」比較オプションと「ワイド・リスト」リスト・オプションの両方が選択されている場合に作成されます。
「広幅のレコード報告書」と同様に、この報告書は File Manager のリスト・データ・セットの全幅を使用し、それぞれのフィールドが報告書の幅にわたって形式設定されています。フィールドの形式設定は、マップ・フィールドに可能な限り最適なように通常の印刷形式から調整されて、「古い」データと「新しい」データが縦方向に位置合わせされています。
一般的にこの形式は、報告書をオンラインで検討したいだけの場合に、狭幅の定様式報告書よりも分析が容易です。