複数セグメント・キーで使用するキー・シーケンスの作成
キーによる同期比較オプションを使用するとき、キーとして使用するレコード情報を 16 個のセグメントまで指定できます。キー・セグメントは、「Old (旧)」と「New (新規)」のデータ・セットのキーの位置、およびキーの長さとデータ・タイプから構成されています。これらの値は、以下のソースのいずれかまたはこれらのエレメントの組み合わせを使用して作成されます。
- 組み込みデータ・セット・キー (データ・セットがキー順 (例えば、VSAM KSDS) である場合)。
- ご使用のテンプレートに保管されているキー・セグメント・シーケンス情報。
- 「Keyed Synchronization Settings (キーによる同期化の設定)」パネルで指定したキー位置および長さ情報。このパネルは、キーによる同期オプションを選択するごとに表示されます。
テンプレートにキー・セグメント・シーケンス情報を作成するには、以下を実行します。
- 「Field Selection/Edit (フィールド選択/編集)」パネルにご使用のテンプレートを表示します。
比較処理内でのテンプレートの編集または作成の一部としてこれを行う場合、パネルは「Rdf」フィールドの位置に「Key (キー)」フィールドを表示します。File Manager 内の他の位置からのテンプレートの編集または作成の一部としてこれを行う場合、このフィールドを 表示するには KEYFLDS コマンドを入力する必要があります。
図 1. 「Key (キー)」フィールドを表示する「Field Selection/Edit (フィールド選択/編集)」 Process Options Help ────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── File Manager Field Selection/Edit Line 1 of 8 ----------- Criteria - Enter 1 or 2 to specify expression by field ----------- 1 Id : + 2 Sel: + Offset 0 Cmd Seq SHE Key Ref Field Name Picture Type Start Length **** Top of data **** 1 1 REC-TYPE01 AN 1 80 2 2 REC-TYPE XX AN 1 2 3 2 NAME X(20) AN 3 20 4 2 EMPLOYEE-NO 9(4) BI 23 2 5 2 AGE 9(4) BI 25 2 6 2 SALARY 9(7) PD 27 4 7 2 MONTH OCCURS 12 TIMES 9(8) BI 31 4 8 2 FILLER XX AN 79 2 **** End of data **** Command ===> Scroll PAGE F1=Help F2=Split F3=Exit F4=Expand F5=RFind F6=RunTemp F7=Up F8=Down F9=Swap F10=Left F11=Right F12=Cancel
- 複数セグメント・キーで使用したフィールドに隣接する「Key (キー)」フィールドに、1 ~ 16 の間の番号を入力します。
番号は 1 から始まる必要はなく、順番通りにする必要はありませんが、固有にする必要があります。指定した番号は、複数セグメント・キー内のフィールドのシーケンスを示します。キーによるデータ・セット (例えば、VSAM KSDS) を使用しており、データ・セットの組み込みキーを複数セグメント・キーに含めたい場合、2 以上の数字から始まる番号を付ける必要があります。(組み込みデータ・セット・キーは、キー・シーケンスの位置 1 に常に組み込まれます。)
- テンプレートを保管します。
変更したテンプレートを比較処理に使用する場合、選択したフィールドの位置および長さ情報は、「Keyed Synchronization Settings (キーによる同期化の設定)」パネルの該当するシーケンス・スロットにプリロードされます。