本文部分フラグ
各種の条件を示すために、本文部分で以下のフラグが現れることがあります。レコード比較および広幅の定様式比較の場合には、他に指示がない限り、フラグは各行のデータの左側の ID 桁に表示されます。狭幅の定様式比較の場合には、フラグはレコードのフィールドの前にあるレコード・ヘッダー情報の左側、またはフィールド名の左側に現れます。
- I
- 「新しい」データ・セットの挿入されたレコードを示します。
- D
- 「古い」データ・セットの削除されたレコードを示します。
- C
- キーによる同期を使用して比較が実行された場合の「新しい」データ・セットの変更レコードを示します。これは、レコードに一致するキーがあるが、データが変更された特殊な場合を強調して示します。
- O
- キーによる同期を使用して比較が実行された場合の変更レコードの古いデータを示します。
- +
- 「キーによる」同期比較のキー順エラーを示します。
- -
- 「キーによる」同期比較のキー切り捨てエラーを示します。
- *
- 「キーによる」同期比較のキー順エラーとキー切り捨てエラーの両方を示します。
- ○
- キーによる同期比較での無効キー・データを示します。このフラグが表示されるのは、キー・セグメントのいずれかがパック・データ・タイプで定義されており、現行レコードのそのセグメントのデータが有効なパック 10 進データではない場合のみです。
- !
- いずれかのフィールドに無効データが含まれているか、あるいはフィールドの一部または全部がレコードの外側にあるために、定様式比較では比較できないレコードを示します。また、レコード・タイプがテンプレート・マッピングに組み込まれていないレコードも示します。
- ?
- 他のデータ・セットから対応しているレコード内のいずれかのフィールドに無効データが含まれているか、あるいはフィールドの一部または全部がレコードの外側にあるために、定様式比較では比較できないレコードを示します。また、新規レコードとして識別されるレコード・タイプと旧レコードとして識別されるレコード・タイプとの間のマッピングの不一致も示します。この場合、挿入/削除の対になっている新規レコードと旧レコードの両方に「?」のフラグが示されます。比較するフィールドを定義するためのマッピングがないため、この場合の変更内容については、変更の強調表示オプションによる強調表示は行われません。
- |
- 「狭幅の定様式」以外の報告書で「変更の強調表示」リスト・オプションを選択した場合、対の挿入/削除レコードまたは変更レコードの「古い」データ・セット・レコードの下にこのフラグが表示されて、変更データを示します。
- *
- 「Narrow formatted (狭幅の定様式)」報告書で「Highlight changes (変更の強調表示)」リスト・オプションを選択した場合、対の挿入/削除レコードまたは変更レコードの新しいフィールド名の左側にこのフラグが表示されて、変更フィールドを示します。
配列を比較するときに、古いレコードの配列エレメント数が新しいレコードの配列エレメント数と異なる場合、一致しない配列エレメントは変更されたフィールドとして報告されます。