TEST オプションの考慮事項
すべてのコンパイラーで、TEST オプションを使用すると、サイド・ファイルから入手できる情報に加えて、プログラム情報が提供されます。
COBOL プログラムのコンパイル時に TEST(NONE,SYM,SEPARATE) を使用する場合、または Enterprise PL/I プログラムのコンパイル時に TEST(STMT,SYM,NOHOOK,SEPARATE) を使用する場合、Fault Analyzer での使用に適した SYSDEBUG ファイルが書き込まれます。(Fault Analyzer が SYSDEBUG ファイルを検索する方法の詳細については、コンパイラー・リストまたはサイド・ファイルの検索を参照してください。)コンパイラー・リスト、またはコンパイラー・リストから作成された LANGX サイド・ファイルの代わりに SYSDEBUG ファイルを使用する場合は、z/OS® Debugger および Fault Analyzer で使用するために保存しておく必要があります。
COBOL SYSDEBUG サイド・ファイルは一般的に、Fault Analyzer IDILANGX サイド・ファイルより約 30% 少ない DASD スペースを占有します。
Enterprise PL/I SYSDEBUG サイド・ファイルは、スタンドアロンのデバッグ援助機能ではありません (これに相当する COBOL のサイド・ファイルとは異なります)。ロード・モジュールには、常にステートメント番号テーブルが含まれ (ソース行オフセットを提供)、またプログラムに GET/PUT DATA ステートメントが存在する場合には、シンボル情報も含まれています。