FASTREXX 変数の使用

File Manager では、FASTREXX 処理用に、以下の変数がサポートされます。

  • システム数値変数。詳しくは、システム数値変数 を参照してください。
  • システム文字変数。詳しくは、システム文字変数 を参照してください。
  • ユーザー文字変数。
  • ユーザー数値変数。
  • TALLY レジスター。

システム変数および TALLY 変数は、File Manager によって保守され、ユーザー・プロシージャーに対しては読み取り専用です。

ユーザー変数は、SETC または SETN 関数で定義されます (TESTC および TESTN 関数に、存在しない変数用の暗黙定義があります)。これらの変数は、以下の関数で参照および変更できます。

1. バッチの更新状況とアクション
関数 参照 変更
CHG_VAR Y Y
CHG_OUT Y N
FLDI Y N
FLDO Y N
OVLY_VAR Y Y
OVLY_OUT Y N
SETC Y Y
SETN Y Y
TESTC Y N
TESTN Y N
VAR_OUT Y N
VAR_TM Y N

ユーザー変数は、プロシージャーによって作成されてから、File Manager 呼び出しの終わりまで存続します。これによって、任意の数のプロシージャーを同じ File Manager 呼び出しの中で実行し、同じ変数を参照することができます。

2. システム文字変数
名前 説明
ZINREC 入力レコード
ZOUTREC 出力レコード
ZMEMBERI 入力メンバー名
ZMEMBERO 出力メンバー名
ZDSNIN 入力データ・セット名
ZDSNOUT 出力データ・セット名
3. システム数値変数
名前 説明
ZRECSIN 入力レコード数
ZRECSOUT 出力レコード数