STATS

1. STATS syntax – with template

1 STATS(fieldname, operator, literal)
2. STATS syntax – without template

1 STATS(start, length, type, operator, literal)

(FASTREXX プロシージャーで使用できます。)

STATS は、フィールド内の値に対して統計計算を行う場合に使用できます。計算された値は TALLY レジスターに維持されます。File Manager 機能の終了時に、reportliteral の接頭部が付いた TALLY レジスターが SYSPRINT または FMNRSUM で印刷されます。

fieldname
指定する名前はテンプレートのフィールド名と一致する必要があります。名前が固有でない場合は、groupname.dataname という形式を使用して名前を指定できます。名前の突き合わせでは、大/小文字が区別されません。名前を修飾しなかった場合は、最初に出現する名前が使用されます。次元フィールドの場合、(nn) 形式で接尾部添え字を指定して、個別の配列エレメントを参照できます。ここで、nn は、次元フィールドの有効な添え字です。
start
フィールド値の読み取りを開始する入力レコード内の位置 (バイト単位)。
length
フィールドの長さ (バイト数)。
type
フィールドのデータ・タイプ。指定できる値は以下のとおりです。
B
符号付き 2 進数。type に B を指定すると、length は 2、4、または 8 でなければなりません。
P
パック 10 進数。type に P を指定すると、length は 1 から 16 の間でなければなりません。
UB
符号なし 2 進数。type に UB を指定すると、length は 2、4、または 8 でなければなりません。
Z
ゾーン 10 進数。これは、デフォルトです。type に Z を指定するには、length は 1 から 32 の間でなければなりません。またはフィールドに分離符号文字または先行ブランクが含まれる場合は、1 から 3 の間でなければなりません。TALLY は、ゾーン 10 進数フィールドの場合は先行ブランクを無視し、単純な文字数値フィールドを累算できるようにします。ターゲット・フィールドにブランクのみが含まれるレコードは無視されます。分離符号が存在する場合、符号とゾーン・データの間にブランクがあってはなりません。
オペレーター (operator)
このフィールドに適用される統計処理。指定できる値は以下のとおりです。
AVG
フィールド値の平均を計算します。
TOTAL
フィールド値の合計を集計します。
literal
SYSPRINT で印刷される計算値に接頭部として付けられるリテラル・ストリング。

データ・セットに記録されたすべてのローンの平均値を計算します。


STATS('loan-value','AVG', 'Average value of all loans')