SET_FLD


1 SET_FLD(fieldname,  value?  , duplication ? , tally_literal)

(FASTREXX プロシージャーで使用できます。)

SET_FLD は、テンプレートで定義されている任意のフィールドに値を設定する場合に使用できます。

fieldname
指定する名前はテンプレートのフィールド名と一致する必要があります。名前が固有でない場合は、groupname.dataname という形式を使用して名前を指定できます。名前の突き合わせでは、大/小文字が区別されません。名前を修飾しなかった場合は、最初に出現する名前が使用されます。次元フィールドの場合、(nn) 形式で接尾部添え字を指定して、個別の配列エレメントを参照できます。ここで、nn は、次元フィールドの有効な添え字です。添字を指定しない場合、配列のすべてのエレメントに関数が適用されます。
フィールドの更新に使用する値。この値は、フィールドのデータ・タイプに適した値にする必要があります。以下を指定できます。
  • 'hhhhhh'x 形式の 16 進数ストリング。引用符で囲まれた値の文字数は偶数であり、使用される文字が有効な 16 進文字 (0–9、A–F) である必要があります。
  • 'nnnnnn'b 形式のバイナリー・ストリング。引用符で囲まれた値は「0」と「1」の組み合わせである必要があります。
  • 文字ストリング。非数値タイプの場合は、値を引用符で囲む必要があります。
  • 数値。
  • &variable_name 形式の変数。一致する文字変数、数値変数、または TALLY 変数を見つけられる場合は、変数で値が代用されます。一致する変数を検出できなければ、ストリングはリテラル値として扱われます。

    &variable_name(n:length) と指定することで、変数のサブストリングを参照できます。これは、変数の n 番目の文字から始まるストリングを、length で指定された最小長、または変数の残りの長さだけ戻します。n が変数の長さより大きければ、その値は NULL として扱われます。

duplication
整数 n を指定することで、リテラル値を n 回複写します。
注: 数値フィールドには指定できません。値がリテラル定数であり、置換変数ではない場合にのみ使用できます。
tally_literal
関数が正常に動作した回数を示す TALLY 報告書に表示するリテラルを指定します。

例 1

値 'xxxxxxxx' をフィールド ST-CHAR8 に保管します。


SET_FLD('st-char8','x',8)

例 2

変数 NEW_EMP の値をフィールド EMP_NO に保管します。


SET_FLD('emp_no','&new_emp')