印刷処理オプションの設定
印刷処理オプションは、印刷出力の宛先、使用するページ形式、および印刷するレコード数などを制御します。
その他の印刷形式設定オプションの情報 (再定義フィールド、フィールド参照番号、フィールド・タイプおよび長さの値、PICTURE 文節、開始位置、構造) は、編集/ブラウズ・オプションを使用して共用され、「Settings (設定)」の「Edit/Browse options (編集/ブラウズ・オプション)」(0.6) を使用して設定できます。
オプションを設定するには、以下のようにします。
- File Manager の「Primary Options Menu (基本オプション・メニュー)」からオプション「0 Settings (0 設定)」を選択します。「Set Processing Options (処理オプションの設定)」メニュー・パネルが表示されます。
- オプション「1 Print (1 印刷)」を選択します。「Set Print Processing Options (印刷処理オプションの設定)」パネルが表示されます。
- 以下の印刷処理オプションの設定をします。
- Output destination (出力宛先)
- 印刷対象の出力の送信先は、次のようになります。
- SYSPRINT
- 現行の SYSPRINT 割り振りに、印刷出力を送信します。
通常、SYSPRINT は端末に割り振られるため、このオプションは TERMINAL と同じになります。ただし、SYSPRINT は、他の方法で割り振ることができます。
- 端末
- 印刷出力を端末に送信します。
- データ・セット
- 出力は、「Data set name (データ・セット名)」フィールドに指定される印刷データ・セットに累積されます。このデータ・セットは、PB コマンドを使用して参照したり、データ・セットの参照中に PRINT コマンドを発行することで、JES スプール・キューに印刷用に送信したりすることができます。(出力は、「Output class (出力クラス)」フィールドに指定された JES スプール・キュー・クラスに送信されます。)
- REXX
- 印刷出力を REXX ステム変数 FILEM に送ります。
REXX プログラム内から印刷を制御したい場合、このオプションを選択してください。
- レコード長
- 出力の幅の桁数
- Page skip (ページ・スキップ)
- それぞれの機能からの出力が改ページで開始されるかどうか
- Wide print (ワイド印刷)
- 印刷出力の最大の印刷行長が使用されるかどうか
- Translate non-printable chars (印刷不能文字の変換)
- 印刷不能文字をブランクに変換するかどうか
- Uppercase message text (大文字のメッセージ・テキスト)
- すべてのメッセージ・テキストが大文字に変換されるかどうか
- Data prefix (データ接頭部)
- 出力にレコードごとのデータ見出しがあるかどうか
- Header page (ヘッダー・ページ)
- 出力の最初に見出しページがあるかどうか
- Data set DISP (データ・セット DISP)
- 印刷出力が、既存データ・セットに追加されるか (MOD)、それを置き換えるか (OLD)。注: このオプションは、PRINTDSN オプションで指定された印刷データ・セットに送信される出力のみに影響します。
- Dump format (ダンプ形式)
- 16 進印刷出力にどの形式 (上下または左右) を使用するか
- データ・セット名
- PRINTOUT 印刷オプションを SYSOUT=c に設定する場合に、 印刷出力が入れられる印刷データ・セット
- Output class (出力クラス)
- 一時印刷データ・セットをブラウズしているときに PRINT コマンドを発行する場合に使用される JES スプール・キューのクラス。
- Lines per page (ページ当たり行数)
- 出力のページ当たり行数
- Record limits (レコード制限)
- 各レコードのどの部分を印刷するか
- 「Exit」機能キー (F3) を押して、変更を保管し、パネルを終了します。
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