監査証跡報告書の印刷
監査証跡報告書の印刷機能は、監査証跡データ・セットの内容を使用して、監査証跡報告書を印刷するために使用します。次の場合に、監査証跡データ・セットが作成されます。
- 「データの編集」または「MQ データの編集」機能のいずれかを使用する場合に、「Create an audit trail (監査証跡の作成)」オプションを選択している。
- FMN0POPT マクロの中の監査設定が「YES」または「DEMAND」に設定されている。
- 機能およびリソースに対して、SAF ルールが存在する。
注: バッチ・ジョブ FMNSMFX (File Manager とともに提供される) を使用して、自分で監査証跡データ・セットを作成することができます。このジョブは、SMF ログ・ファイルからのデータを使用して監査証跡データ・セットを作成します。詳しくは、File Manager for z/OS Customization Guideを参照してください。
「Print audit trail report (監査証跡報告書の印刷)」オプションを選択すると、「Print Audit Trail (監査証跡の印刷)」パネル に示す「Print Audit Trail (監査証跡の印刷)」パネルが表示されます。
監査証跡報告書を印刷するには、以下のようにします。
- 印刷する監査証跡データが入っている監査証跡データ・セットの名前 (「データ・セット名」) を指定します。File Manager で監査証跡データ・セットを作成した場合、その名前の形式は userid.FMNLOG.Dyymmdd.Thhmmss です。ここで、
- userid
- ユーザーの ID
- FMNLOG
- 監査ログ (証跡) としてデータ・セットを識別する定数
- Dyymmdd
- File Manager がこの監査証跡データ・セットを作成した日付
- Thhmmss
- File Manager がこの監査証跡データ・セットを作成した時刻
注: AUDITHLQ オプションが FMN0POPT マクロに設定されている場合 (「File Manager for z/OS Customization Guide」を参照)、監査証跡データ・セットの名前は audithlq.userid.FMNLOG.Dyymmdd.Thhmmss になります。自分で監査証跡データ・セットを作成した場合には、提供されたバッチ・ジョブ FMNSMFX で指定したデータ・セット名を使用してください。詳しくは、File Manager for z/OS Customization Guideを参照してください。
- 監査証跡報告書を識別しやすくするために、「説明」入力フィールドを使用してください。記述に組み込みスペースが入る場合には、全体を引用符で囲む必要があります。入力した説明は、報告書の「定様式監査イベント・レコード」セクションに表示されます。
- 必要な処理オプションを選択します。
- [Enter] を押します。