DBCS データの印刷
文字または 16 進形式で印刷する場合に、 必要なハードウェアがあれば、2 バイト文字セット (DBCS) も印刷可能です。入力レコード内で各レコードのどのデータが DBCS 形式か、混合形式か、または EBCDIC 形式かを指定するには「Set DBCS Format (DBCS 形式の設定)」(オプション 3.0) を使用し、DBCS 可能言語を指定するには「Compiler Language Selection (コンパイラー言語の選択)」(オプション 0.5) を使用します。
DBCS と EBCDIC データを印刷出力上で位置合わせしたい場合には、各 DBCS 文字の幅を 2 EBCDIC バイトに設定したフォントを使用します。
TABL または SNGL 形式で印刷する場合には、形式定義はテンプレートから取られて、このオプションで設定される DBCS 形式設定は無視されます。
DBCS 形式の設定オプションを選択すると、「Set DBCS Format (DBCS 形式の設定)」パネル に示す「Set DBCS Format (DBCS 形式の設定)」パネルが表示されます。
昇順で最大 32 個のフィールドまで定義できます。それらのフィールドは、重なり合ってはなりませんが、隣接する必要はありません。それぞれのフィールドに、以下のものを指定してください。
- 開始桁
- データを配置するレコード内の先頭桁。
- 終了列
- データを配置するレコード内の最後の桁。アスタリスク (*) は、レコードの終わりを示します。
- タイプ
- 以下のデータのタイプ。
- EB
- EBCDIC
- DB
- DBCS
これらはグラフィックス・フィールドです。すなわち、データは DBCS ですが、シフトアウト文字やシフトイン文字なしで保管されます。
- MI
- 混合形式
定義しないすべての領域では、File Manager が EBCDIC フィールド定義を作成します。
注:
- 印刷用にタイプ DB を DBCS 文字に正しく形式設定するためには、File Manager に使用する言語は DBCS 対応言語でなければなりません。
- 現行の形式定義のリストを印刷するには、LIST 基本コマンドを入力します。
- 定義をデフォルト値の
1,*,EB
にリストアする には、RESET 基本コマンドを入力します。