PL/I 処理オプションの設定
PL/I コピーブックが以下の状況に該当する場合は、File Manager が正しく処理できるように、PL/I 処理オプションを設定する必要があります。
- コピーブックと同じ PDS に属していない他のメンバーを組み込むために、%INCLUDE ディレクティブを使用している。
- コピーブック内で DBCS 文字を使用している。
- PL/I コピーブックに 63 ビット・バイナリー・データの宣言が含まれている。
- PL/I コピーブックの宣言が位置合わせされていない。
- PL/I コピーブックに 31 桁 10 進データの宣言が含まれている。
PL/I 処理オプションを設定するには、次のようにします。
- 「Primary Option Menu (基本オプション・メニュー)」パネルから、「0 Settings (0 設定)」を選択し、続けて「5 Compiler (5 コンパイラー)」、および「4 PL/I」を選択します。
「PL/I Processing Options (PL/I 処理オプション)」パネルが表示されます。
- 追加の SYSLIB を使用している場合は、「Additional SYSLIB data set (追加 SYSLIB データ・セット)」フィールドにデータ・セットの名前を入力します。
INCLUDE ディレクティブで組み込まれたメンバーは、SYSLIB 連結内で検出されなければなりません。新規テンプレートを作成する (あるいは既存のテンプレートを更新する) ために File Manager パネルでコピーブックを指定する場合には、SYSLIB 連結はコピーブックの PDS とこのパネルで指定できる最大 10 個の追加の PDS から構成されます。これらの PDS は順に (コピーブックの PDS、その後に追加 PDS 1 から 10 まで) 検索されます。
注: CA-Panvalet ライブラリーは、追加の SYSLIB セットとしては指定できません。さらに、CA-Panvalet ライブラリーがメインのコピーブック・ライブラリーである場合は、追加の SYSLIB データ・セットを指定できません。 - コピーブックに DBCS 文字が含まれている場合は、「GRAPHICS」処理オプションを選択します。
- コピーブックに符号付き 64 ビット 2 進データ・フィールドが含まれている場合は、「63 bit binary (63 ビット 2 進数)」処理オプションを選択します。
- コピーブックの宣言が位置合わせされていない場合は、「UNALIGNED」オプションを選択します。
- コピーブックに 31 桁 10 進データの宣言が含まれている場合は、「31 digit decimal (31 桁 10 進数)」処理オプションを選択します。
- *PROCESS ステートメントで追加される、追加コンパイラー・オプション。
- コンパイルの最大許容戻りコードを設定するには、「Maximum Return Code to be accepted from compiler (コンパイラーから受け入れる最大戻りコード)」フィールドに値を入力します。
オンライン・パネルを使用して、コピーブックからテンプレートを生成する場合は、コンパイラーが指定された数値より大きい警告/エラー・コードを戻すと、File Manager はポップアップ・メニューを表示し、以降の処理をユーザーが決定できるようにします。
バッチ機能の処理中にテンプレートを生成する場合、コンパイラーが指定された数値より大きい警告/エラー・コードを戻すと、File Manager は機能の実行を停止します。
- 「Exit」機能キー (F3) を押して、変更内容を保管し、パネルを終了します。
関連トピック
- 「Set PL/I Processing Options (PL/I 処理オプションの設定)」パネル (オプション 0.5.4)
- これらのコンパイラー・オプションの効果について詳しくは、IBM VisualAge PL/I for OS/390 Programming Guide を参照してください。