XML テンプレート

「Template Export Utility (テンプレート・エクスポート・ユーティリティー)」を使用して、File Manager テンプレートを外部 XML フォーマットにエクスポートできます。

テンプレートのすべてのアスペクトを XML フォーマットで表現できます。テンプレートの XML 定義で説明されているエレメントおよび属性を指定するか、既存のテンプレートをエクスポートして、XML を手動で作成できます。

新規テンプレートの作成に必要なすべてのエレメントが XML で提供されている限り、XML テンプレートを製品内で直接使用できます。コピーブックまたはテンプレートの指定が可能なすべての状況で、XML テンプレートを使用できます。テンプレートの作成に必要な XML を判別する 1 つの方法として、「Template Export Utility (テンプレート・エクスポート・ユーティリティー)」を使用して、類似の定義を持つテンプレートをエクスポートすることができます。

XML フォーマットへのテンプレートのエクスポート

任意のタイプの File Manager セッションから任意のタイプのテンプレートをエクスポートできます。利便性のため、エクスポート・ユーティリティーは、すべてのテンプレート・メニューで使用可能になっています。

フォアグラウンド・ユーティリティーを使用して File Manager テンプレートをエクスポートするには、以下のいずれかのオプションを選択します。

  • File Manager の「Primary Options menu (基本オプション・メニュー)」のオプション 7.6。
  • FM/Db2 の「Primary Options menu (基本オプション・メニュー)」のオプション 7.2。
  • FM/IMS の「Primary Options menu (基本オプション・メニュー)」のオプション 4.8。

フォアグラウンドの「Template Export Utility (テンプレート・エクスポート・ユーティリティー)」を使用して、サポートされているすべてのタイプのテンプレートでメンバー・リストを表示できます。また、メンバー・リストから、E 接頭部コマンドを使用して任意のタイプのテンプレートに対してテンプレート編集を起動することもできます。

File Manager テンプレートのエクスポート用のバッチ・ユーティリティーは TPEXP です。

XML 形式でのテンプレートのインポート

「Template Import Utility (テンプレート・インポート・ユーティリティー)」を使用して、XML テンプレートを製品にインポートできます。インポート・プロセスでは、XML フォーマットのテンプレート定義を使用して、テンプレートを作成するか、既存のテンプレートを更新できます。

フォアグラウンド・ユーティリティーを使用して File Manager テンプレートをインポートするには、以下のいずれかのオプションを選択します。

  • File Manager の「Primary Options menu (基本オプション・メニュー)」のオプション 7.5。
  • FM/Db2 の「Primary Options menu (基本オプション・メニュー)」のオプション 7.1。
  • FM/IMS の「Primary Options menu (基本オプション・メニュー)」のオプション 4.7。

File Manager テンプレートのインポート用のバッチ・ユーティリティーは TPIMP です。

Db2: Db2® テンプレートをインポートするには、File Manager/Db2 セッションから、フォアグラウンドまたはバッチのインポート・ユーティリティーを実行する必要があります。テンプレート XML 内で参照されている Db2® オブジェクトが、FM/Db2 セッションの現行サブシステム内に存在している必要があります。
IMS:
  • IMS テンプレート、ビュー、または基準セットをインポートするには、FM/IMS セッションから、フォアグラウンドまたはバッチのインポート・ユーティリティーを実行する必要があります。
  • FM/IMS 抽出プロセスでは、XML テンプレートを作成して、抽出フィールドをマッピングすることができます。

    同じ IMS データベース情報のコピーが、類似した DBD 名の下にロードされている場合があります。これにより、類似データを使用する複数の IMS 環境が存在できます。FM/IMS の抽出が完了したら、抽出によって作成されたテンプレートを使用して、データベース名を変更したり、定形式ビューで他のデータを更新したりできます。