HLASM 処理オプションの設定
HLASM コピーブックが以下の状況に該当する場合は、File Manager が正しく処理できるように、HLASM 処理オプションを設定する必要があります。
- コピーブック内で DBCS 文字を使用している。
- 複写因数が 0 の場合にのみ、DC、DS および DXB 命令を正しい境界に配置する必要がある。
HLASM 処理オプションを設定するには、次のようにします。
- 「Primary Option Menu (基本オプション・メニュー)」から、「0 Settings (設定)」を選択し、続けて「5 Compiler (コンパイラー)」、および「3 HLASM」を選択します。
「HLASM Processing Options (HLASM 処理オプション)」パネルが表示されます。
- 追加の SYSLIB を使用している場合は、「Additional SYSLIB data set (追加 SYSLIB データ・セット)」フィールドにデータ・セットの名前を入力します。
COPY ディレクティブで組み込まれたメンバーは、SYSLIB 連結内で検出される必要があります。新規テンプレートを作成する (あるいは既存のテンプレートを更新する) ために File Manager パネルでコピーブックを指定する場合には、SYSLIB 連結はコピーブックの PDS とこのパネルで指定できる最大 10 個の追加の PDS から構成されます。これらの PDS は順に (コピーブックの PDS、その後に追加 PDS 1 から 10 まで) 検索されます。
注: CA-Panvalet ライブラリーは、追加の SYSLIB セットとしては指定できません。さらに、CA-Panvalet ライブラリーがメインのコピーブック・ライブラリーである場合は、追加の SYSLIB データ・セットを指定できません。 - コピーブックに DBCS 文字が含まれている場合は、「DBCS」処理オプションを選択します。
- HLASM コピーブックを NOALIGN でコンパイルする場合は、「NOALIGN」処理オプションを選択します。
- *PROCESS ステートメントで追加される、追加コンパイラー・オプション。
- コンパイルの最大許容戻りコードを設定するには、「Maximum Return Code to be accepted from compiler (コンパイラーから受け入れる最大戻りコード)」フィールドに値を入力します。
オンライン・パネルを使用して、コピーブックからテンプレートを生成する場合は、コンパイラーが指定された数値より大きい警告/エラー・コードを戻すと、File Manager はポップアップ・メニューを表示し、以降の処理をユーザーが決定できるようにします。
バッチ機能の処理中にテンプレートを生成する場合、コンパイラーが指定された数値より大きい警告/エラー・コードを戻すと、File Manager は機能の実行を停止します。
- 「Exit」機能キー (F3) を押して、変更内容を保管し、パネルを終了します。
関連トピック
- File Manager での HLASM コピーブックの使用
- これらのコンパイラー・オプションの効果について詳しくは、HLASM V1R6 Programmer's Guide を参照してください。