MVS ポスト・ダンプ出口のインストール IDIXTSEL
Fault Analyzer ポスト・ダンプ出口 IDIXTSEL は、MVS™ IEAVTSEL CSECT インストール済み環境出口リストにインストールされます。SVC ダンプ用にのみ呼び出されるこの出口は、USERMOD、IDIWTSEL によりインストールされます。これは、CICS® システム異常終了ダンプ、リカバリー障害記録 SDUMP、SLIP ダンプを登録して、Java™ 障害を容易に取り込めるようにするために使用します。
この USERMOD をインストールするには、サンプル・ジョブ IDIWTSEL を編集して実行依頼します。このサンプル・ジョブでは、IEAVTSEL インストール済み環境出口リストに IDIXTSEL が組み込まれています。このリストに他の出口が定義されている場合は、IDIXTSEL 出口を最後に追加します。
IEAVTSEL への出口の追加に関する詳細は、「MVS™ インストール・システム出口」を参照してください。
この変更内容をアクティブにするには、再 IPL するか、DUMPSRV アドレス・スペースを取り消して、新しい出口で再始動するようにします。
この出口を介してダンプを登録するには、次のことも必要です。
- Fault Analyzer IDIS サブシステムを開始します。この詳細については、Fault Analyzer IDIS サブシステムの使用を参照してください。
- デフォルトの Fault Analyzer ヒストリー・ファイルが PDSE であることを確認するか、または分析制御ダンプ登録ユーザー出口を使用して登録障害項目を PDSE ヒストリー・ファイルに割り当てられていることを確認します。ダンプ登録障害項目は、PDSE ヒストリー・ファイルにのみ作成できます。
分析制御ダンプ登録ユーザー出口の詳細については、分析制御ユーザー出口 (MVS SVC ダンプ登録)を参照してください。
ダンプ登録のセットアップをテストする方法についての情報は、ダンプ登録の検証 (IEAVTSEL) でご覧いただけます。