トランザクション異常終了分析が DUMP(NO) に抑止されないことを確認
異常終了するトランザクションへのアクティブ・トランザクション定義に DUMP(NO) オプションが指定されている場合、CICS® は XPCABND グローバル・ユーザー出口を呼び出さないため、Fault Analyzer が呼び出されません。トランザクションの DUMP 設定を確認するには、以下のいずれか 1 つを実行します。
- CEDA トランザクションを使用して、該当のトランザクション定義を表示させ、DUMP(YES|NO) 設定を 確認します。この方法を使用する場合は注意が必要です。1 つのトランザクションに複数の定義が存在する可能性があるため、CICS® によりインストールされる定義の順番が重要となります。
- ダンプ内のアクティブ・トランザクション定義を確認します。
- CICS® が提供されたトランザクション CECI を使用して、アクティブ・トランザクションの DUMP 設定を確認します。この確認は、次のコマンドを発行することによって行うことができます。
nnnn は該当のトランザクション ID です。CECI INQUIRE TRANSACTION(nnnn)
このコマンドを発行することで表示される DUMPING 値は、以下を示します。- 値 00186 は DUMP(YES) を示す。
- 値 00187 は DUMP(NO) を示す。