3270 画面バッファー・キャプチャーの無効化

3270 画面データを取り込むために、Fault Analyzer はコマンド RECEIVE BUFFER を端末に対して発行します。ただし、以下のエラーが発生する可能性があります。
  • 端末が実際の 3270 装置ではない
  • 端末がコマンド を処理するための状態になっていない F2 READBUF

このような場合、CICS®RECEIVE BUFFER をアベンド ATNI で異常終了させます。これにより、グローバル・ユーザー出口 XPCABND および XDUREC の再帰呼び出しが行われます。

これが ATNI 異常終了の問題である場合は、次の JCL ステートメントを CICS® 始動プロシージャーに追加します。
//IDINOCRB DD DUMMY

このステートメントは Fault Analyzer に、領域内のすべての 3270 装置について、3270 画面キャプチャー (RECEIVE BUFFER) をスキップするよう指示します。これにより、セクション Last CICS 3270 Screen Buffer は、Fault Analyzer 分析レポートには含まれません。