必要なプログラムの CICS システムへの定義

CICS® 自動インストール・プログラムがアクティブでない限り、CICS の始動時に使用するグループ・リストに含まれるグループで次のアセンブラー・プログラムと BMS マップを定義する必要があります:

データ・セット IDI.SIDISAM1 のメンバー IDISCICS 内のサンプル・ジョブでは、FA という名前のグループ内のプログラム、BMS マップ、オプションの制御トランザクションを定義します。個別のインストール用にサンプル・ジョブをカスタマイズするには:

サンプル・ジョブのデータ・セット名の接頭部 xxx を、インストール用の適切な名前と置き換えます。
list-name を適切な CICS 始動 SIT GRPLIST 名に置き換えます。
FA のグループ名を変更できます。
オプションの制御トランザクションは、サンプル・ジョブでは CFA という名前です (この資料の他の箇所では「CFA」と呼ばれます)。ただし、この名前は変更できます。このトランザクションの詳細については、CICS トランザクション異常終了分析の動的制御の有効化を参照してください。

Fault Analyzer を CICS で起動できるようにするには、IDI.SIDIAUTH を DFHRPL 連結に追加する必要があります。

Fault Analyzer で CICS トレース情報を表示するには、CICS トレースがアクティブである必要があります。

Fault Analyzer を起動するには、EXEC CICS ABEND ステートメントで ABCODE キーワードを使用する必要があります。例:

EXEC CICS ABEND ABCODE('abcd') END-EXEC

EXEC CICS ABEND ステートメントで NODUMP キーワードを使用すると、Fault Analyzer は IDIXCCEE 出口から起動された場合にのみ分析を実行します。