ダンプ登録の検証 (IEAVTSEL)
MVS ポスト・ダンプ出口 IDIXTSEL をインストールして (MVS ポスト・ダンプ出口のインストール IDIXTSEL を参照)、DumpRegistrationExits オプション (DumpRegistrationExits を参照) でユーザー出口を指定し、IDIS サブシステムを起動すると (IDIS サブシステムの始動 を参照)、以下を使用してダンプ登録をテストできるようになります:
DumpRegistrationExits オプションで分析制御ユーザー出口または通知ダンプ登録ユーザー出口が指定されている場合は、WTO メッセージ (または使用するプログラミング言語に応じた同様のメッセージ) をロード・モジュール・ユーザー出口に追加するか、IDIWTO コマンドを REXX ユーザー出口に追加すると便利な場合があります。IDIWTO コマンド を参照してください。
例えば、共通した通常の分析制御ユーザー出口とダンプ登録分析制御ユーザー出口を使用する場合、2 つの出口タイプの呼び出しを区別する方法については 共通のユーザー出口を呼び出している出口タイプの判別 を参照してください。
SLIP ダンプの使用
- IDIS サブシステムが SLIP パラメーターで起動されたことを確認してください。
- MVS オペレーター・コマンドを使用して SLIP トラップを設定します:
ここで、xxxx はご自身で選択した ID です。SL SET,ID=xxxx,COMP=U0777,A=SVCD,END - 以下の JCL ステートメントを異常終了するジョブ (例えば、Fault Analyzer アセンブラー IVP ジョブ、IDIVPASM) に追加します:
//G.IDIRFRON DD DUMMY - ジョブを実行依頼します。
コンソール・ダンプの使用
- 次の MVS オペレーター・コマンドを発行します。
ここで、xxx はご自身で選択したタイトルです。DUMP TITLE='xxx' - MVS が WTOR <n>IEE094D SPECIFY OPERAND(S) FOR DUMP COMMAND を発したら、以下のように応答します:
R <n>,ASID=1,END
ASID=1 の場合は、任意の有効な ASID 番号を置き換えたり、(例えば) JOBNAME=name や TSONAME=name に変更することができます。DUMP コマンドの詳細については、MVS システム・コマンドに関する資料を参照してください。