PL/I による Fault Analyzer の使用の検証
このセクションは、ご使用のサイトに PL/I がインストール済みである場合のみ適用できます。
AMODE 31
ご使用の PL/I のバージョンに応じて、2 つの異なる AMODE 31 IVP ジョブが使用可能です。
- Enterprise PL/I を使用する場合は、データ・セット IDI.SIDISAM1 のサンプル・ジョブ IDIVPPLE を編集し、実行依頼します。
- Enterprise PL/I 以外を使用する場合は、データ・セット IDI.SIDISAM1 のサンプル・ジョブ IDIVPPLI を編集し、実行依頼します。
各ジョブは PL/I プログラムをコンパイルし、実行します。このプログラムは戻りコード 3000 で異常終了し、ジョブ・ステップを終了させます。
TER(UADUMP) LE オプションの結果として、Fault Analyzer は MVS™ 変更オプション/抑止ダンプ出口 IDIXDCAP から呼び出されます。
Fault Analyzer に書き込まれた IDIREPRT レポートの概要セクションには、以下が含まれます。
Fault Analyzer の日本語フィーチャーでは、Language(JPN) オプションが有効である場合、 これは日本語になっているはずです。
注: ご使用のコンパイラーのバージョン、リリースまたは保守レベルが異なる場合、プログラムのオフセット情報が下記の例とは異なることがあります。
A system abend 0C9 occurred in module IDISPLI1 program IDISPLI1 at offset
X'286'.
A program-interruption code 0009 (Fixed-Point-Divide Exception) is associated
with this abend and indicates that:
The divisor was zero in a signed binary division.
The cause of the failure was program IDISPLI1 in module IDISPLI1. The PL/I
source code that immediately preceded the failure was:
List
Stmt #
------
000011 Array1(1) = Array1(2) / Divisor;
Data field values at time of abend:
List
Stmt #
------
000009 ARRAY1(1) FIXED BIN(31,0) AUTO = X'00000001'
000009 ARRAY1(2) FIXED BIN(31,0) AUTO = X'00000003'
000009 DIVISOR FIXED BIN(31,0) AUTO = X'00000000'
この IVP の実行により作成されるすべてのレポート例は、IDI.SIDIDOC11 データ・セット内のメンバー IDISRP02 に用意されています。AMODE 64
Fault Analyzer を AMODE 64 Enterprise PL/I で検証するには、データ・セット IDI.SIDISAM1 のサンプル・ジョブ IDIVPPL6 を編集し、実行依頼します。詳細については、サンプル・ジョブ内の説明を参照してください。