File Manager でのナビゲート
File Manager パネルは、ISPF の下の他のパネルと同じ方法でナビゲートします。つまり、メニュー・パネルから、コマンド行に該当するメニュー・オプション番号 を入力することによって、処理パネルを立ち上げます。File Manager は「Primary Options Menu (基本オプション・メニュー)」パネルを使用して、特定の機能または機能グループに関連する処理パネルへのアクセスを提供しています。場合によっては、「Primary Options Menu (基本オプション・メニュー)」の 1 つのオプションから別のメニュー・パネルに進み、そこから必要な処理パネルを選択できるものもあります。
メニュー構造をよく知っている場合は、メニュー・オプションのフル・パスを入力して、必要なパネルに直ちにジャンプできます。例えば、4.2.8
と入力すると、「Exported Stacked Volume Copy (エクスポートされたスタック・ボリューム・コピー)」パネルに直接進むことができます。
また、オプション番号の前に等号 (=) を付けることで、メニュー構造をナビゲートしなくても、File Manager のいずれかのパネルから他のパネルへジャンプすることもできます。等号を使用することによって、File Manager は、現在の位置からではなく「Primary Options (基本オプション)」メニューから、ナビゲーションを開始するように指示されます。例えば、「Set Processing Options (処理オプションの設定)」パネルが表示されているときに、コマンド行で 2
を入力すると「Set System Processing Options (システム処理オプションの設定)」パネル (現行メニューのオプション 2) が表示されますが、=2
と入力すると「Edit Entry (編集項目の入力)」パネル (「Primary Options Menu (基本オプション・メニュー)」パネルのオプション 2) が表示されます。
パネルにアクセスするには、以下の方法の 1 つを選択してください。
- コマンド行にメニュー・オプション番号を入力して Enter キーを押します。必要な処理パネルが表示されるまで、ネストされたそれぞれのメニューを繰り返します。
- 等号と、それに続けて必要なパネルへのフルのメニュー・パスを各メニュー・レベルをピリオドで区切って入力し、Enter キーを押します。
多くの File Manager パネルには、1 つの画面で見ることができるよりも多くの情報があります (特に、80x24 のディスプレイで実行している場合)。このような場合、メッセージがパネルの右上隅に表示されます。
Process Options Help
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File Manager Data Create Utility
More: +
Output Partitioned, Sequential or VSAM Data Set, or HFS file:
パネルをスクロールダウンするには、以下の方法のいずれかを選択します。
- 「Forward」機能キー (F8) を押します (これにより、デフォルトのスクロール移動量 (通常は、一度に 1 画面ずつ) でスクロールダウンします)。
- コマンド行で FORWARD または DOWN と入力します (これらのコマンドにより、デフォルトのスクロール移動量 (通常、一度に 1 画面) でスクロールダウンします)。
- コマンド行で BOTTOM と入力します (これによってパネルの最下部に移動します)。
パネルの先頭にスクロールして戻るには、次のいずれかの方法を選択します。
- 「Backward」機能キー (F7) を押します (これにより、デフォルトのスクロール移動量 (通常は、一度に 1 画面ずつ) でスクロールアップします)。
- コマンド行で BACKWARD または UP と入力します (これらのコマンドにより、デフォルトのスクロール移動量 (通常、一度に 1 画面) でスクロールアップします)。
- コマンド行で TOP と入力する (このコマンドでパネルの先頭まで移動します)。
それぞれのパネルを終了するには、次のいずれかを行います。
- 「Exit (終了)」機能キー (F3) を押します。
- コマンド行に
X
と入力して、Enter キーを押します。 - コマンド行に
END
と入力して、Enter キーを押します。
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