マッピング・フィールド (MC または MT)

あるデータ・セットから別のデータ・セットにデータをコピーする、または 2 つのデータ・セットに含まれるデータを比較する場合、まずは次の内容を指定できます。
  • 入力データ・セット (コピーの場合) または開始データ・セット (比較の場合) のレコード構造を記述するテンプレート
  • 出力データ・セット (コピーの場合) または 2 番目のデータ・セット (比較の場合) のレコード構造を記述するテンプレート
その後、これらのレコード構造の関係 (フィールド・マッピングと呼ばれる) を記述することができます。フィールド・マッピングは、MC または MT 基本コマンドを使用してテンプレート・ワークベンチから作成し編集するか、あるいはコピー・ユーティリティーまたは比較ユーティリティー内で「即時」に実行できます。

「Template Workbench (テンプレート・ワークベンチ)」およびCopy Utility内では、テンプレートは「From (元)」テンプレートおよび「To (宛先)」テンプレートと呼ばれます。Compare Utility内では、「Old (旧)」テンプレートおよび「New (新規)」テンプレートと呼ばれます。ただし、テンプレート定義および フィールド・マッピング情報はどのユーティリティーでも独立したものであり、Compare Utilityで使用するための テンプレートは「Template Workbench (テンプレート・ワークベンチ)」内でも作成して編集できます。

フィールド・マッピング情報は「宛先」(または「新規」) テンプレートに指定します。フィールド・マッピングでは、「宛先」テンプレートの各フィールドに対して、「元」(または「旧」) テンプレートのどのフィールドをコピーまたは比較するかが定義されます (「元」または「旧」テンプレートがある場合のみ)。

「宛先」テンプレートのフィールド・マッピングを編集する前に、MC (コピーブックからマップ) または MT (テンプレートからマップ) コマンドを使用して、「元」テンプレートを指定する必要があります。

コピーブックを使用して新しい「元」テンプレートを作成するには、Template Workbenchでコピーブックを指定してから MC コマンドを入力します。

既存のテンプレートを「元」テンプレートとして使用するには、Template Workbenchで既存のテンプレートを指定してから MT コマンドを入力します。

MC または MT コマンドを入力した後で、File Manager によって「Map To (マップ先)」パネルが表示されます。このパネルで、「宛先」テンプレートを指定し、EM または GE コマンドを使用してそのフィールド・マッピングの編集を開始できます (「Map To (マップ先)」パネルを参照してください)。

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