コマンド行からの F4 の使用

表示セッションでカーソルがコマンド行の上に置かれているときは、以下に示すように、選択メニューを表示する F4 を入力できます。

   File  Edit  Edit_Settings  Menu  Utilities  Compilers  Test  Help            
 ─ ┌────────── List and Search Options ──────┐ ─────────────────────────────────
 E │ Command ===>                            │              Columns 00001 00072 
 C │                                         │                 Scroll ===> CSR  
 * │ 1  Dslist   Data set list               │ ta ******************************
 = │ 2  UDlist   Unix File directory list    │ in the following format:         
 = │ 3  Search   Search data sets            │ put_template                     
 = │ 4  Change   Change data sets            │                                  
 = │                                         │ th name                          
 = └─────────────────────────────────────────┘ ify - to bypass)                 
 =NOTE=   Output_dsn     : Output data set or path name                         
 =NOTE=   Output_template: Output template                                      
 =NOTE= Search only applies to the first data set name on each line.            
 000001 FMN.DEMO01.EXEC         ! Miscellaneous REXX execs for various tools    
 000002 FMN.DEMO01.MSGS         ! Messages  used by REXX execs                  
 000003 FMN.DEMO01.PANELS       ! Panels    used by REXX execs                  
 000004 FMN.DEMO01.SKELS        ! Skeletons used by REXX execs                  
 000005 FMN.DEMOGSE.NEWDSN      ! New data set to demonstrate allocate          
 000006 FMN.DEMOGSE.CNTL        ! JCL demo variable substitution                
 000007 FMN.DEMOGSE.COBOL                                                       
 000008 FMN.DEMOGSE.JCLLIB                                                      
 000009 FMN.DEMOGSE.LOAD                                                        
 ****** **************************** Bottom of Data ****************************
                                                                                

選択ウィンドウが表示され、番号で、またはカーソルを置いて Enter キーを押すことで選択できるオプションが示されます。コマンドの説明は以下のとおりです。

1 Dslist

現在の表示セッションまたは編集セッションで参照されている最大 30 個のデータ・セット名について、ISPF データ・セット・リストを生成します。

データ・セット名は、現在の位置から始まる除外されていない行から次のように決定されます。
  • JCL キーワード DSN=JCLLIB、および $$FILEM ステートメントの File Manager データ・セット名キーワードが使用されます。
  • 検索レポートにより、すべての検索データ・セット名がレポートにリストされます。
  • 上記の条件が満たされない場合は、各行の最初のワードが調べられます。カタログされたデータ・セット名または一般的なデータ・セット名が含まれる場合は、リストに追加されます。
2 UDlist

現在の表示セッションまたは編集セッションで参照されている 最大 30 個のパスまたはファイル名について、UNIX ディレクトリー・リストを作成します。

データ・セット名は、現在の位置から始まる除外されていない行から次のように決定されます。
  • JCL キーワード PATH= が使用されます。
  • 検索レポートにより、すべての検索ファイル名がレポートにリストされます。
  • 上記の条件が満たされない場合は、各行の最初のワードが調べられます。パスまたはファイル名が含まれる場合は、リストに追加されます。
上記の条件が満たされない場合は、各行の最初のワードが調べられます。パスまたはファイル名が含まれる場合は、リストに追加されます。
3 検索

これにより、現在の位置から始まる表示セッションまたは編集セッションで検出されたすべてのデータ・セット、パス、またはファイル名が DSN フィールドに入力された、「Enhanced Search Command (拡張検索コマンド)」パネルが表示されます。

4. 変更

これにより、現在の位置から始まる表示セッションまたは編集セッションで検出されたすべてのデータ・セット、パス、またはファイル名が DSN フィールドに入力された、「Enhanced Change Command (拡張変更コマンド)」パネルが表示されます。