「Enhanced Change Command (拡張変更コマンド)」パネル
EChange コマンドのオプションは、すべてパネルから実行できます。File Manager では、最終 50 コマンドの履歴が保持されます。
注: 基本パネルが参照メンバー・リストの場合は、C 行コマンドを使用して表示することもできます。
┌───────────────────── Enhanced Change Command ─────────────────────┐ ─ │ FMNPCHNG ==> │ ────── I │ │ O │ Command: │ │ Search + │ 0 │ Replace + │ ONED 1 │ Options Columns Limits Change │ 45 2 │ _ 1 Prefix _______ From ________ MAXINREC ISPF │ 8 3 │ 2 Suffix _______ To ________ MAXRECS Memory │ 4 │ 3 Word ________ FIRST │ LISH 5 │ Member ________ _ Edit │ 6 │ │ F 7 │ Scope: │ ONED 9 │ Member _ Edit │ 3 1 │ DDnames + │ GSA 1 │ DSNs . + │ F 7.4 1 │ │ 1 │ Options: │ 1 │ Enter "/" to select option ISPF Pack │ 1 │ Immediate Result Parmlib Proclib 1. Asis │ S │ Batch Jobcard Edit 2. Skip │ │ F1=Help F2=Split F3=Exit F4=Expand F7=Backward │ │ F8=Forward F9=Swap F10=Left F11=Right F12=Cancel │ p F └───────────────────────────────────────────────────────────────────┘
- 検索
- string1 コマンドの EChange 説明を参照してください。このフィールドはスクロール可能であるため、F10 キー、F11 (左/右) キー、および F4 (展開) キーを使用して、表示された幅よりも多くの情報を入力できます。カーソルを置いたままこのフィールドをブランクのままにすると、前のコマンドの履歴リストが表示されます。
Process ────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── File Manager History Search Commands Row 1 to 13 of 13 Command ===> Scroll CSR P P A O I R A R T P M E R O C Search Replace T Member Refer DDnames Data set names M S M C H ABCDEF _ 'SETVAR ' '' SETVAR _ GALEVEL PFM17237 IVP.V1R9M0.SERVE _ new old VSAM _ a b fmn.f2data.ksds _ ABCDEF WEBINAR1 _ abc def dtorney.cntl / / _ ABCDEF fmn.f2data _ FMN.SCLMV1 FMN.SCLMV1 fmn15svc.projdef _ '@@FLMETP, '@@FLMETP, V15PROJ ******************************* Bottom of data ******************************** F1=Help F2=Split F3=Exit F4=Expand F7=Backward F8=Forward F9=Swap F10=Left F11=Right F12=Cancel
このパネルで、前のコマンドを選択 (S) してコマンド・パネルに取り込むか、前のコマンドを履歴から削除 (D) できます。前のコマンドを選択して、未変更のまま実行すると、そのコマンドは履歴検索コマンドの先頭に移動します。
- 置換
- string2 コマンドの EChange 説明を参照してください。このフィールドはスクロール可能であるため、F10 キー、F11 (左/右) キー、および F4 (展開) キーを使用して、表示された幅よりも多くの情報を入力できます。
- String Options (ストリング・オプション)
- デフォルトのストリング一致オプションは文字ですが、「Prefix」、「Suffix」、または「Word」の各オプションを選択できます。オプションの詳細については、フィールドのヘルプに説明があります。これらのオプションは、ISPF エディターおよび File Manager エディターの FIND コマンドで使用可能なオプションと同じです。
- 列
- ISPF エディターおよび File Manager エディターの FIND コマンドで説明されているように、レコードの検索域を制限するには、「from」および「to」の列番号を使用します。
- Limits (制限)
- 各フィールドは数字を指定します。これらのフィールドの説明については、EChange コマンド用の MAXINREC(n)、MAXRECS(n) および FIRST(n) パラメーターを参照し、フィールド上にカーソルを移動して F1 を押します。
- Change
- ISPF および Memory は次のように使用します。
- ISPF
- / を入力して、ISPF で引用符のないストリングの中間ブランクを圧縮する動作を変更できます。
- メモリー
- メモリーの変更を実行するには、「/」を入力します。以下の変更が行われます。
- 入力用にデータ・セットまたはメンバーを開き、すべてのレコードをメモリーに読み取ります。
- 検索および置換ストリングが異なる長さであり、結果の長さが可変長データ・セットの最大論理レコード長以下である場合に、レコード長の変更をサポートします。
- 出力用に開き、変更が行われると、ロードされたすべてのレコードをデータ・セットに書き込みます。
注:- VSAM ファイルの場合、このオプションは無視されます。
- このオプションは、UPDATE モードでのデータ・セットのオープンに関連する制限を回避するために使用できます。
- メンバーまたはデータ・セット全体をメモリーにロードするのに十分なメモリーがない場合、関数は終了します。より大きな領域サイズが必要な場合があります。
- 圧縮データ・セットの場合、変更は常にメモリー内で実行されます。
- メモリー処理は、インプレース更新よりも実行速度が遅くなります。
- メンバー
- 変更コマンド・メンバーは、変更コマンドのデータ・セットで検出され、メンバーには 1 つ以上の変更コマンドが含まれます。このフィールドにカーソルを置き、ブランクにするか総称名を入力して、変更コマンドのデータ・セットにメンバーをリストできます。メンバー・リストで使用可能なコマンドの詳細な説明については、「Enhanced Reference List (拡張参照リスト)」パネルを参照してください。
非総称メンバーまたは選択したメンバーを編集するには、「Edit (編集)」オプションを選択します。変更コマンドのデータ・セットは、このフィールドにメンバー名を初めて入力するときに作成され、変更コマンドのデータ・セットでメンバーのリスト作成を試みます。メンバー・リストによって、今後の参照用に変更メンバーを説明できるようになります。各メンバーには行ごとに 1 つの変更コマンドが含まれます。
- 範囲
- 有効範囲フィールドは、拡張検索のものと同じです。注: MQ および HFS のリソース名は、拡張変更機能ではサポートされません。
- オプション
-
- Immediate (即時)
- / を入力して、即時更新を実行します。このオプションを選択した場合、拡張変更レポートは既に実行された変更を表示します。このオプションを選択しなかった場合、拡張変更レポートでは、レポート終了時に変更を確認する際に実行される変更を表示します。
- 結果
- / を入力して、前の検索結果に検索を限定します。
- PARMLIB
- / を入力して、検索に現行 parmlib データ・セットを組み込みます。
- Proclib
- / を入力して、検索に現行システムの proclib データ・セットを組み込みます。このパラメーターは JES2 SDSF ユーザー専用です。
- Batch (バッチ)
- / を入力して、バッチ・ジョブで拡張検索を実行するための JCL を生成します。
- Jobcard (ジョブ・カード)
- / を入力して、JCL の生成に使用する File Manager ジョブ・カードをカスタマイズします。
- 編集
- / を入力して、Enter キーのデフォルトの動作を結果のレポートで表示から編集に変更します。
- ISPF Pack (ISPF パック)
- このオプションは、ISPF パック・データ処理時の動作を制御します。このオプションは、ISPF パック・データ処理時の動作を制御します。データ・セットにパック・データが含まれている場合は、以下のいずれかのオプションを選択します。
- 1.Asis
- 入力データ・セットがパック形式の場合、処理の前にアンパックします。
- 2.スキップ
- 入力データがパック形式の場合、処理を行いません。
File Manager で、パック・レコードの有無の検査や処理用のレコードのアンパックを行わない場合は、このオプションをブランクのままにします。
注: パフォーマンスの向上を実現するには、このオプションをお勧めします。