EChange コマンド構文

Syntax

セットアップした ISPF コマンドを以下の構文で使用します。


1 EChange string1 string2
1?  col1 col2
2? 
3.1! CHARs
3.1 PREfix
3.1 SUFfix
3.1 WORD
2 FIRST(n)
2 MAXRECS(n)
2 MAXINREC(n)
2? 
3.1 ddname
2  PARMLIB
2  /reference_member RESULT ASIS SKIP PROCLIB
string1, string2
string1 検索ストリング。string2 は置換ストリングです。

サポートされる検索ストリングは、FCH 機能でサポートされるストリングです。したがって、X'hhhh'C'ccccc'P'pppp' などの形式でストリング値を指定できます。

CHARS
データ内の任意の場所で、その検索ストリングに突き合わせます。
PREFIX
データ内の接頭部として出現する場所で、その検索ストリングに突き合わせます。接頭部にするには、一致したテキストの前に非英数字が付くか、あるいは一致したテキストが行またはフィールドの先頭である必要があり、その後に英数字が続く必要があります。
SUFFIX
データ内の接尾部として出現する場所で、その検索ストリングに突き合わせます。接尾部にするには、一致したテキストの前に英数字が付く必要があり、後に非英数字が続くか、一致したテキストが行またはフィールドの終端である必要があります。
WORD
データ内のワードとして出現する場所で、その検索ストリングに突き合わせます。ワードにするには、一致したテキストの前に非英数字が付くか、あるいは一致したテキストが行またはフィールドの先頭である必要があり、その後に非英数字が続くか、あるいは一致したテキストが行またはフィールドの終端である必要があります。
FIRST(n)
単一のデータ・セットまたは PDS メンバー内で実行することができるすべての変更の最大数を指定します。
MAXRECS(n)
単一のデータ・セットまたは PDS メンバー内で変更することができるレコードの最大数を指定します。
MAXINREC(n)
単一レコード内で行うことができる変更の最大数を指定します。
ddname
TSO/ISPF セッションに割り振られた DD 名を指します。1 つ以上の DD 名を指定できます。
例えば、EC abc def SYSPROC SYSEXEC は SYSPROC および SYSEXEC DD でストリング abc を検索し、ストリング def と置換します。
PARMLIB
現行 PARMLIB データ・セットで検索および変更します。
/reference_member
以下で指定されたデータ・セットを検索および変更します。
reference_dataset_name(reference_member) 指定されたストリングの 。
RESULT
検索および変更を、前の検索でストリングに一致したデータ・セットおよびメンバーまたはパス名に制限します。
ASIS
入力データ・セットが ISPF パック形式の場合、処理の前にアンパックします。
SKIP
入力データが ISPF パック形式の場合、処理を行いません。
PROCLIB
現行システムの PROCLIB データ・セットで検索および変更します。
制約事項: このパラメーターは JES2 ユーザー専用です。V2.2 以前の z/OS® システムには z/OS 2.2 SDSF が必要です。
注: ストリング値がキーワード値と矛盾する場合は、検索ストリングを引用符で囲んでください。