EChange コマンド構文
Syntax
セットアップした ISPF コマンドを以下の構文で使用します。
- string1, string2
- string1 検索ストリング。string2 は置換ストリングです。
サポートされる検索ストリングは、FCH 機能でサポートされるストリングです。したがって、
X'hhhh'
、C'ccccc'
、P'pppp'
などの形式でストリング値を指定できます。 - CHARS
- データ内の任意の場所で、その検索ストリングに突き合わせます。
- PREFIX
- データ内の接頭部として出現する場所で、その検索ストリングに突き合わせます。接頭部にするには、一致したテキストの前に非英数字が付くか、あるいは一致したテキストが行またはフィールドの先頭である必要があり、その後に英数字が続く必要があります。
- SUFFIX
- データ内の接尾部として出現する場所で、その検索ストリングに突き合わせます。接尾部にするには、一致したテキストの前に英数字が付く必要があり、後に非英数字が続くか、一致したテキストが行またはフィールドの終端である必要があります。
- WORD
- データ内のワードとして出現する場所で、その検索ストリングに突き合わせます。ワードにするには、一致したテキストの前に非英数字が付くか、あるいは一致したテキストが行またはフィールドの先頭である必要があり、その後に非英数字が続くか、あるいは一致したテキストが行またはフィールドの終端である必要があります。
- FIRST(n)
- 単一のデータ・セットまたは PDS メンバー内で実行することができるすべての変更の最大数を指定します。
- MAXRECS(n)
- 単一のデータ・セットまたは PDS メンバー内で変更することができるレコードの最大数を指定します。
- MAXINREC(n)
- 単一レコード内で行うことができる変更の最大数を指定します。
- ddname
- TSO/ISPF セッションに割り振られた DD 名を指します。1 つ以上の DD 名を指定できます。
- PARMLIB
- 現行 PARMLIB データ・セットで検索および変更します。
- /reference_member
- 以下で指定されたデータ・セットを検索および変更します。
- RESULT
- 検索および変更を、前の検索でストリングに一致したデータ・セットおよびメンバーまたはパス名に制限します。
- ASIS
- 入力データ・セットが ISPF パック形式の場合、処理の前にアンパックします。
- SKIP
- 入力データが ISPF パック形式の場合、処理を行いません。
- PROCLIB
- 現行システムの PROCLIB データ・セットで検索および変更します。制約事項: このパラメーターは JES2 ユーザー専用です。V2.2 以前の z/OS® システムには z/OS 2.2 SDSF が必要です。
注: ストリング値がキーワード値と矛盾する場合は、検索ストリングを引用符で囲んでください。