EFind コマンド構文

Syntax

セットアップした ISPF コマンドを以下の構文で使用します。


1 EFindstring? 
2.1 ddname   /reference_member?  DIR DRILL RESULT PARMLIB PROCLIB ASIS SKIP LIST FIRST
string
検索ストリング。サポートされる検索ストリングは、FCH 機能でサポートされるストリングです。したがって、X'hhhh'C'ccccc'P'pppp' などの形式でストリング値を指定できます。
ブール演算子を使用して、次のように複数のストリングを指定することもできます。例:
string1 | string2 | string3
string1 & string2 & string3

接頭部、接尾部、およびワード - 検索ストリングの突き合わせ方法を定義するキーワードもサポートされます。

ddname
TSO/ISPF セッションに割り振られた DD 名を指します。1 つ以上の DD 名を指定できます。
例えば、EFind ISPEXEC SYSPROC SYSEXEC は、SYSPROC および SYSEXEC の DD でストリング ISPEXEC を検索します。
DIR
検索がディレクトリー名のみに制限されるため、PDS ディレクトリーと HFS ディレクトリーのみが検索されます。
DRILL
HFS ディレクトリーの検索時に、すべてのサブディレクトリーを処理します。バージョン 2 PDSE の検索時に、すべてのメンバー世代を処理します。
注: 検索時間が長くなるおそれがあるため、このオプションの使用には注意が必要です。
RESULT
検索を、前の検索でストリングに一致したデータ・セットおよびメンバーまたはパス名に制限します。
PARMLIB
現行 PARMLIB データ・セットでストリングを検索します。
/reference_member
以下で指定されたデータ・セットを検索します。
reference_dataset_name(reference_member) 指定されたストリングの 。reference_dataset_name について詳しくは、参照データ・セットを参照してください。
PROCLIB
現行システムの PROCLIB データ・セットでストリングを検索します。
制約事項: このパラメーターは JES2 SDSF ユーザーに使用可能です。
ASIS
入力データ・セットが ISPF パック形式の場合、処理の前にアンパックします。
SKIP
入力データが ISPF パック形式の場合、処理を行いません。
LIST
ソート可能な列を持つ中間メンバー・ヒット選択リストを生成します。検索は、ロード・ライブラリーを除くローカル区分データ・セットに制限されます。
FIRST
複数の区分データ・セットが処理されている場合に、検索をメンバーの最初のオカレンスに制限します。
注: ストリング値がキーワード値と矛盾する場合は、検索ストリングを引用符で囲んでください。