「Enhanced Search Command (拡張検索コマンド)」パネル
EFind コマンドのオプションは、すべてパネルから実行できます。File Manager では、最終 50 コマンドの履歴が保持されます。
Menu Utilities Compilers Options Status Help ─ ┌──────────────────────── Enhanced Search Command ────────────────────────┐ ─────────── │ Command ===> │ O │ │ │ String: │ 0 │ + │ ONED 1 │ String options Columns │ 06 2 │ 1 Prefix From │ 8 3 │ 2 Suffix To │ 4 │ 3 Word │ LISH 5 │ │ 6 │ Scope: │ F 7 │ Member. Edit │ ONED 9 │ DDnames + │ 2 1 │ DSNs . + │ GSA 1 │ │ F 7.1 1 │ Options: │ 1 │ Enter "/" to select option ISPF Pack │ 1 │ Directory / Drill Result Parmlib Proclib 1. Asis │ S │ Batch Jobcard Edit _ List _ First 2. Skip │ │ F1=Help F2=Split F3=Exit F4=Expand F7=Backward │ │ F8=Forward F9=Swap F10=Left F11=Right F12=Cancel │ └─────────────────────────────────────────────────────────────────────────┘ p F10=Actions F12=retrieve
- 文字列
- EFind コマンドのストリングの説明を参照してください。このフィールドはスクロール可能であるため、F10 キー、F11 (左/右) キー、および F4 (展開) キーを使用して、表示された幅よりも多くの情報を入力できます。カーソルを置いたままこのフィールドをブランクのままにすると、前のコマンドの履歴リストが表示されます。
Process ────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── File Manager History Search Commands Row 1 to 13 of 14 Command ===> Scroll CSR D R P O D I R A P I L E R Search string T Member DDnames Data set names R L S M proclib sys1.** s ipvsrvd PROCLIB / linklist / cruise SYSEXEC / cruise SYSEXEC fmrun EXEC / apctoolz EXEC / fmnwd1st fmninit SYSEXEC / isredit & line SYSEXEC isredit & line SYSEXEC abc getims JCL F1=Help F2=Split F3=Exit F4=Expand F7=Backward F8=Forward F9=Swap F10=Left F11=Right F12=Cancel
このパネルで、前のコマンドを選択 (S) してコマンド・パネルに取り込むか、前のコマンドを履歴から削除 (D) できます。前のコマンドを選択して、未変更のまま実行すると、そのコマンドは履歴検索コマンドの先頭に移動します。
- String Options (ストリング・オプション)
- デフォルトのストリング一致オプションは文字ですが、「Prefix」、「Suffix」、または「Word」の各オプションを選択できます。オプションの詳細については、フィールドのヘルプに説明があります。これらのオプションは、ISPF エディターおよび File Manager エディターの FIND コマンドで使用可能なオプションと同じです。
- 列
- ISPF エディターおよび File Manager エディターの FIND コマンドで説明されているように、レコードの検索域を制限するには、「from」および「to」の列番号を使用します。
- メンバー
- 参照メンバーを指定する場合に使用します。参照メンバーを記述および維持できるメンバー・リストを作成するには、総称メンバー名を入力するか、カーソルをフィールドに置いた状態でそのフィールドをブランクのままにして、Enter キーを押します。メンバー・リストで使用可能なコマンドの詳細な説明については、「Enhanced Reference List (拡張参照リスト)」パネルを参照してください。
非総称メンバーまたは選択したメンバーを編集するには、「Edit (編集)」オプションを選択します。
- DDnames
- ブランクで区切られた 1 つ以上の DD 名を入力します。リストから選択するには、総称 DD 名を入力し、S 接頭部コマンドを使用してリストから 1 つ以上の DD 名を選択します。総称 DD 名には、少なくとも 1 つの % 文字または * 文字が含まれます。
スクロール・キーの F10、F11 (左/右)、または F4 (展開) を使用すると、1 画面に表示または入力できるよりも多くの情報を表示または入力できます。
リストから 1 つ以上の DD 名を選択すると、DD 名に関連付けられているすべてのデータ・セットが検索されます。例えば、SYS* ISP* XYZCICS と入力すると、SYS* に一致する DD 名の選択リストと、ISP* に一致する DD 名の選択リストが生成されます。
総称名が入力された場所に挿入された 1 つ以上の DD 名を選択できます。
- DSNs
- 検索する 1 つ以上のリソース名を指定します。例:
- 総称データ・セット名
FMN.RFM*.CNTL FMN.PM*.CNTL
- 総称メンバー名
DTORNEY.TESTPDS(A*)
- 総称データ・セット名およびメンバー名
DTORNEY.TESTPD*(A*)
- HFS ディレクトリー
/u/fmn/Samples
- HFS と区分データ・セットの混合
FMN.SOURCE FMN.SAMPLES /u/fmn/Samples
- 汎用 CICS® applid および汎用 CICS® ファイル
FI:CICSD*:MYFIL*
- MQ メッセージ
MQ:MQSS:MY.MSGS MQ:MQSS.NEW.MSGS
スクロール・キーの F10、F11 (左/右)、または F4 (展開) を使用すると、1 画面に表示または入力できるよりも多くの情報を表示または入力できます。
注: リソースを複数回検索する場合は、リソース名を参照メンバー内に記録します。 - 総称データ・セット名
- ディレクトリー
- / を入力して、検索を HFS ディレクトリー・ファイル名と区分メンバー名に限定します。注: このオプションを選択すると、区分ディレクトリーと HFS ディレクトリーのみが検索されます。
- Drill (ドリル)
- 指定された HFS ディレクトリーの下のすべてのサブディレクトリー、または指定されたバージョン 2 PDSE のすべてのメンバー世代を処理するには、/ を入力します。注: 検索時間が長くなるおそれがあるため、このオプションの使用には注意が必要です。
HFS ディレクトリーの場合、検索に含めるネストされたサブディレクトリーの深さを制限する数値を入力します。
メンバー世代をサポートする PDSE の場合、検索する世代の数を制限する数値を入力します。
- 結果
- / を入力して、前の検索結果に検索を限定します。
- PARMLIB
- / を入力して、検索に現行 parmlib データ・セットを組み込みます。
- Proclib
- / を入力して、検索に現行システムの proclib データ・セットを組み込みます。このパラメーターは JES2 SDSF ユーザー専用です。
- Batch (バッチ)
- / を入力して、バッチ・ジョブで拡張検索を実行するための JCL を生成します。
- Jobcard (ジョブ・カード)
- / を入力して、JCL の生成に使用する File Manager ジョブ・カードをカスタマイズします。
- 編集
- / を入力して、Enter キーのデフォルトの動作を結果のレポートで表示から編集に変更します。
- リスト
- ソート可能な列を持つメンバー・ヒット選択リストを作成するには、「/」を入力します。検索は、ロード・ライブラリーを除くローカル区分データ・セットに制限されます。
- 最初
- 複数の区分データ・セットが処理されている場合にメンバーの最初のオカレンスに検索を制限するには、「/」を入力します。
- ISPF Pack (ISPF パック)
- このオプションは、ISPF パック・データ処理時の動作を制御します。このオプションは、ISPF パック・データ処理時の動作を制御します。データ・セットにパック・データが含まれている場合は、以下のいずれかのオプションを選択します。
- 1.Asis
- 入力データ・セットがパック形式の場合、処理の前にアンパックします。
- 2.スキップ
- 入力データがパック形式の場合、処理は行われません。
File Manager で、パック・レコードの有無の検査や処理用のレコードのアンパックを行わない場合は、このオプションをブランクのままにします。注: 最適なパフォーマンスを得るには、このオプションをお勧めします。