アプリケーション処理のエラー条件
異常終了の表示を完全に抑止し、また完了時に異常終了処理を続行できるようにする、アプリケーション・エラー・ハンドラーを作成することができます。
一般的に、異常終了処理は、エラー・ハンドラーがタスクを完了した後も続行できます。しかし、アプリケーション・プログラムのエラー・ハンドラーによって通常の異常終了が発生しない場合に、このアプリケーションに Fault Analyzer を呼び出すには、アプリケーションのエラー処理を使用不可にしたり、IDISNAP に呼び出しを追加したりすることが必要になる場合があります (詳しくは、プログラム SNAP インターフェース (IDISNAP) の使用を参照してください)。
Fault Analyzer を呼び出さないアプリケーションのエラー処理ルーチンの例としては、PL/I の「ON ERROR」ブロックがあります。これは、「S」オプションを使用するか STOP を発行して、PLIDUMP を呼び出します。
「S」オプションを使用している場合でも、PLIDUMP を呼び出すときに常に Fault Analyzer を起動するために使用できる PL/I USERMOD があります。詳細については、PL/I PLIDUMP (++IDISPDM) からの Fault Analyzer の常時起動を参照してください。