非言語環境プログラム・ランタイムを使用するアプリケーションの操作
以下の USERMOD は、非 LE アプリケーションにのみ適用できます。
PL/I V2R3 アプリケーションからの Fault Analyzer 暗黙呼び出しの有効化 (++IDISPLI/++IDISPLIA)
PL/I バージョン 2 リリース 3 の非 LE ランタイム・ライブラリーを使用するアプリケーションで発生する異常終了に対して、暗黙的に Fault Analyzer を起動させるには、IDISPLI または IDISPLIA USERMOD を適用する必要があります。どちらの USERMOD も、PL/I ランタイム・ロード・モジュール IBMBLIIA における ONCODE 処理を変更して、Fault Analyzer プログラム SNAP インターフェース (IDISNAP) を呼び出します。ただし、IDISPLI USERMOD は IDISNAP への呼び出しの後 PL/I に戻りますが、IDISPLIA USERMOD は故意に異常終了 U3001 を発行します。これにより、この USERMOD が、ロールバックが要求される可能性のある IMS™ などの環境に対しより適したものとなります。
LE ランタイムを使用する場合、この USERMOD は必要ありません。
この USERMOD を適用するには、サンプル・ジョブ IDISPLI または IDISPLIA を編集して実行依頼します。
PL/I PLIDUMP (++IDISPDM) からの Fault Analyzer の常時起動
PL/I アプリケーションが PLIDUMP を「S」オプション指定で呼び出すことによってエラーを処理するように作成されている場合は、Fault Analyzer を起動できません (アプリケーション処理のエラー条件を参照)。この理由から、通常の PLIDUMP 処理の前に常に Fault Analyzer を使用して IDISNAP を起動するように、PL/I PLIDUMP 主制御ルーチンを変更する USERMOD が用意されています。
この USERMOD を適用するには、サンプル・ジョブ IDISPDM を編集して実行依頼します。