表示からのレコードの除外

なんらかの共通要因を持つレコードを除外することにより、ビューでレコードを非表示にすることができます。

共通の要因に基づいて複数のレコードを除外するには、以下のようにします。

  • コマンド行で、関連パラメーターを指定した EXCLUDE を入力します。
    例えば、次のコマンドは、3 桁目に「h」または「H」が含まれているすべてのレコードを除外します。
    EXCLUDE ALL H 3
    除外レコードを完全に非表示にするか、またはシャドー行で表すかを制御できます。
    • 除外レコードのシャドー行を非表示にするには、コマンド行で「SHADOW X OFF」と入力します。シャドー行が消えて、画面の左上に、シャドー行をオフにしたために非表示になっているレコードがあることを示す「SHAD」が表示されます。

      また、「Editor Options (エディター・オプション)」パネルで、「See shadow lines (シャドー行の表示)」オプションの「Excluded (除外)」を選択解除して、除外レコードのシャドー行を非表示にすることもできます。

    • 除外レコードのシャドー行をオンにするには、コマンド行で「SHADOW X ON」と入力します。

      また、「Editor Options (エディター・オプション)」パネルで、「See shadow lines (シャドー行の表示)」オプションの「Excluded (除外)」を選択しても除外レコードのシャドー行をオンにできます。

EXCLUDE コマンドは追加方式であり、次の各 EXCLUDE コマンドは既に除外済みのレコード数を増加させます。

除外したレコードを「除外解除」(再表示) するには、以下の方法を選択します。

  • コマンド行で RESET EXCLUDED を入力します。

レコードを除外した後で、FIND、FE、SHADOW および SORT コマンドの影響を、除外されたレコードのみに制限するか、または除外されていないレコードのみに制限することができます。これは、基本コマンドと一緒に以下のいずれかのオプション・パラメーターを指定することにより行います。

X または EX
除外レコードにのみ影響
NX
非除外レコードにのみ影響

例えば、次のコマンドは、すべての非除外レコード中のストリング「no」、「No」、「NO」、または「nO」のすべてのオカレンスを検索します。

FIND NO ALL NX
注:
  1. 基本コマンドでいずれのパラメーターも使用しない場合、除外レコードと非除外レコードの両方が影響を受けます。
  2. 除外レコードが基本コマンドにより影響を受ける場合に、EX パラメーターを使用するか、または EXCLUDE パラメーターを指定しないことにより、そのレコードは非除外レコードになります。

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