レコード長の表示
複数行表示形式 (TABL、CHAR、HEX、または LHEX) でファイルを表示するときは、各レコードのレコード長を表示するかどうかを選択できます。
注: SNGL およびズームされた表示形式では、レコード長が常に表示されます。
この情報の表示は、最初に「Editor Options (エディター・オプション)」パネルの以下のオプションにより制御されます (これらのオプションは各新規エディター・セッションに適用されます)。
- Display record length (レコード長を表示)
- レコード長を表示をオンにします。File Manager では、デフォルトでは、データの左方にレコード長が表示されます。
- Display record length on the right (レコード長を右に表示)
- データの右方にレコード長が表示されます (「Display record length (レコード長を表示)」オプションが選択されているか、エディター・セッション中に
RECLEN ON
コマンドを発行した場合にのみ有効)。 - Record length width (A,3,4,5,6) (レコード長の幅 (A,3,4,5,6))
- レコード長表示域の幅を制御します。
ただし、エディター・セッションでデータを参照しているときに、RECLEN 基本コマンドを使用すると、現行エディター・セッションのレコード長表示オプションを一時的に変更できます。
RECLEN ON
- レコード長の表示をオンにします。(「Display record length on the right (レコード長を右に表示)」エディター・オプションが選択されていない場合、レコード長はデータの左方に表示されます。)
RECLEN OFF
- レコード長の表示をオフにします。
RECLEN RIGHT
- レコード長の表示をオンにし、データの右方にレコード長を表示します。
RECLEN n
- レコード長表示域の幅を n 文字に設定します。n には、3、4、5、または 6 を指定できます。
RECLEN A
- レコード長表示域の幅をレコード長の値に応じて設定します。
ブラウズ・セッションで RBA およびレコード長の詳細とともに表示される VSAM ファイル に、レコード長情報を表示せず、ファイルの一部を表示しているエディター・セッションを示します。図 1. レコード長詳細を表示しないエディター・セッションでのデータ表示
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Record AT TOP Format TABL
REC-TYPE NAME EMPLOYEE-NO AGE SALARY MONTH(1)
#2 #3 #4 #5 #6 #7
AN 1:2 AN 3:20 BI 23:2 BI 25:2 PD 27:4 BI 31:4
<> <---+----1----+----> <---+> <---+> <---+--> <---+----1>
****** **** Top of data ****
000001 01 Garry Northfield 7712 96 75111 6
000002 01 Graeme Bevan 6612 21 75000 30
000003 01 Philip Padler 5512 94 68000 7
000004 01 Will Lever 4412 28 68000 5
000005 01 Tiryll Dasher 3312 21 60000 14
000006 01 Ron Turtle 5612 100 100000 28
000007 01 David Nelson 2212 100 100000 44
000008 01 Jon Bloodston 1112 110 125000 47
000009 01 Stephen Poot 2312 50 60000 1
000010 01 Dan Peterah 4412 55 63000 38
000011 01 Jean Flowerpat 3412 40 67000 14
000012 01 Liz Hurring 3412 40 66000 44
Command ===> Scroll CSR
F1=Help F2=Zoom F3=Exit F4=CRetriev F5=RFind F6=RChange
F7=Up F8=Down F9=Swap F10=Left F11=Right F12=Cancel
データの左方にレコード長情報を表示するには、次のように入力します。
RECLEN LEFT
関連する「Editor Options (エディター・オプション)」パネルで 「Display record length on the right (レコード長を右に表示)」オプションが選択されていない場合は、次のように入力することもできます。
RECLEN ON
エディター・セッションでデータの左方に表示されたレコード長詳細 に、データの左方にレコード長を表示する同じデータの表示を示します。図 2. エディター・セッションでデータの左方に表示されたレコード長詳細
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Record AT TOP Format TABL
REC-TYPE NAME EMPLOYEE-NO AGE SALARY
#2 #3 #4 #5 #6
AN 1:2 AN 3:20 BI 23:2 BI 25:2 PD 27:4
<> <---+----1----+----> <---+> <---+> <---+-->
****** **** Top of data ****
000001 80 01 Garry Northfield 7712 96 75111
000002 80 01 Graeme Bevan 6612 21 75000
000003 80 01 Philip Padler 5512 94 68000
000004 80 01 Will Lever 4412 28 68000
000005 80 01 Tiryll Dasher 3312 21 60000
000006 80 01 Ron Turtle 5612 100 100000
000007 80 01 David Nelson 2212 100 100000
000008 80 01 Jon Bloodston 1112 110 125000
000009 80 01 Stephen Poot 2312 50 60000
000010 80 01 Dan Peterah 4412 55 63000
000011 80 01 Jean Flowerpat 3412 40 67000
000012 80 01 Liz Hurring 3412 40 66000
Command ===> Scroll CSR
F1=Help F2=Zoom F3=Exit F4=CRetriev F5=RFind F6=RChange
F7=Up F8=Down F9=Swap F10=Left F11=Right F12=Cancel
データの右方にレコード長情報を表示するには、次のように入力します。
RECLEN RIGHT
関連する「Editor Options (エディター・オプション)」パネルで 「Display record length on the right (レコード長を右に表示)」オプションが選択されている場合は、次のように入力することもできます。
RECLEN ON
エディター・セッションでデータの右方に表示されたレコード長詳細 に、データの右方にレコード長を表示する同じデータの表示を示します。図 3. エディター・セッションでデータの右方に表示されたレコード長詳細
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Record AT TOP Format TABL
REC-TYPE NAME EMPLOYEE-NO AGE SALARY
#2 #3 #4 #5 #6
AN 1:2 AN 3:20 BI 23:2 BI 25:2 PD 27:4
<> <---+----1----+----> <---+> <---+> <---+-->
****** **** Top of data ****
000001 01 Garry Northfield 7712 96 75111 80
000002 01 Graeme Bevan 6612 21 75000 80
000003 01 Philip Padler 5512 94 68000 80
000004 01 Will Lever 4412 28 68000 80
000005 01 Tiryll Dasher 3312 21 60000 80
000006 01 Ron Turtle 5612 100 100000 80
000007 01 David Nelson 2212 100 100000 80
000008 01 Jon Bloodston 1112 110 125000 80
000009 01 Stephen Poot 2312 50 60000 80
000010 01 Dan Peterah 4412 55 63000 80
000011 01 Jean Flowerpat 3412 40 67000 80
000012 01 Liz Hurring 3412 40 66000 80
Command ===> Scroll CSR
F1=Help F2=Zoom F3=Exit F4=CRetriev F5=RFind F6=RChange
F7=Up F8=Down F9=Swap F10=Left F11=Right F12=Cancel
全エディター・セッションでのフィールド長表示域の幅を設定するには、関係のある「Editor Options (エディター・オプション)」パネルの「Record length width (レコード長の幅)」オプションに、A、3、4、5、または 6 を設定します。このオプションに「A」を設定した場合は、レコード長領域の幅が必要に応じて自動調整されます。
現行エディター・セッションのフィールド長表示域の幅を変更するには、RECLEN コマンドを発行します。例えば、フィールド長表示域の幅を 4 に変更するには、次のように入力します。
RECLEN 4
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