エディター割り当てのラベル
一部のラベルは、エディターで自動的に割り当てられて保持されます。この特殊なラベルは文字「Z」で始まります。(したがって、ユーザー独自のラベルを「Z」で始めてはいけません。)その他のラベルと異なり、これらのエディター割り当てラベルは、必ずしも同一レコードに一緒に付いているわけではありません。これらのラベルは、表示上の論理的な位置を表します。次のエディター割り当てのラベルを使用できます。
- .ZCSR
- カーソルが現在置かれているレコード。
このラベルを使用するには、
- コマンド行で、コマンドとラベルを入力しますが、Enter キーは押しません。
- 現在の位置として使用したいレコード内の任意の場所にカーソルを置きます。
- [Enter] を押します。データ・セット内で発生するラベルの順序またはラベルの指定順序に関係なく、そのカーソル位置と他のラベルとの間にあるレコードすべてがその範囲に含まれます。
- .ZFST
- 最初のレコード (相対レコード番号 1)。これは .ZF と省略することができます。
- .ZLST
- 最後のレコード。これは .ZL と省略することができます。
次のコマンドは、現行カーソル位置からデータの末尾までのレコードの範囲内のストリング xxx の最初のオカレンスを変更します。
CHANGE xxx yyy .ZCSR .ZLST
次のコマンドは、現行カーソル位置からデータの末尾までのレコードの範囲内でストリング xxx が含まれている次の除外レコードまたは非除外レコードを検索します。
FIND xxx .ZCSR .ZLST