境界の設定

CHAR、HEX、および LHEX 表示形式では、左および右境界を設定することによって、CHANGE、EXCLUDE、および FIND コマンドで検索する桁を制限することができます。これらの境界を設定する方法には、以下の 2 つの方法があります。

方法 1:

  1. コマンド行に次のように入力します。
    BOUNDS col1 col2
    (BOUND コマンドのパラメーターについては、BOUNDSプライマリコマンドを参照してください。)
注: この方法は非常に迅速ですが、どこに境界があるかについてのビジュアルなフィードバックは提供しません。

方法 2:

  1. レコードの接頭部域で、BND を入力します。

    その表示内に新しい行が挿入され、左側の不等号括弧 (<) と、以前に設定されている場合には、右側の不等号括弧 (>) が表示されます。

    File ManagerEdit USERID.FMDATA(DATA1) Col 1 Insert length 7996 Format CHAR ----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7- 000025 02Tyrone Dallas Developer 92 Smith Street Belmont BND < > 000026 02Rod Turnbull Manager 184 Alexander Dve Swan View

    以前に境界が設定されていなかった場合は、左側の不等号括弧がレコードの最初の列に表示されます。境界が既に設定されている場合は、その事前に設定された列に、左右の不等号括弧が表示されます。

  2. 既存の不等号括弧を上書きし、左の不等号括弧と、オプションとして右側の不等号括弧を入力することにより、不等号括弧の位置を必要に合わせて変更します。
  3. Enter キーを押すか、または機能キーを使用して、データをスクロールします。境界が更新されます。
注: いくつでも必要な数の境界行を表示することができ、編集時に、境界行を都合のいい位置に挿入できます。Enter キーを押すと、最後に変更した境界行が処理されて境界がリセットされます。Enter キーを押す前に複数の境界行を変更した場合は、一番下の変更した境界行が処理されます。

パラメーターを指定しない BOUNDS コマンド (BOUNDS 1 max_record_length と同等) を入力することにより、どの方法を使用して境界行を設定したかに関係なく、境界をそのデフォルトにリセットできます。

境界行を表示から除去するには、その行の接頭部域に D を入力します。すべての境界行を表示から除去するには、コマンド行で RESET を入力します。

注: 境界行を表示から除去しても実際の境界は除去されません。