桁範囲の設定

デフォルトでは、SNGL 表示形式または TABL 表示形式の場合に、フィールド参照を指定しないで CHANGE コマンド、FIND コマンドまたは EXCLUDE コマンドを入力した場合、File Manager は、各フィールドのテンプレート属性に基づいてすべての可視フィールドを検索します。

基本コマンドを入力するときに検索する桁の最初と最後を示す桁番号の対を入力することによって、この検索方式を指定変更することができます。
注: 桁範囲を指定すると、レコード・データの全フィールドが、文字フィールドであるかのように検索されます。数値フィールドの場合、これによって予期せぬ結果が引き起こされる場合があります。

検索ストリングが指定された桁内に完全に含まれていると、その検索ストリングが検出されることになります。

次のコマンドは、1 から 20 桁目にストリング「Exact」が含まれている次の除外レコードまたは非除外レコードを検索します。

FIND C'Exact' 1 20

(除外レコードおよび非除外レコードの説明については、レコードの除外を参照してください。)

次のコマンドは、すべての非除外レコード中の 21 から 30 桁目のストリング「no」、「NO」、または「nO」のすべてのオカレンスを「No」に変更します。

CHANGE NO C'No' ALL 21 30 NX

指定する 2 番目の桁がレコード・サイズより大きいと、レコード・サイズが使用されます。単一の桁を指定する場合は、文字ストリングは指定した桁から始まっていなければなりません。

単一桁または桁のペアのいずれを指定しても、現行境界が指定変更されます。桁を指定しないと、CHAR、HEX、または LHEX 表示形式では、検索される桁として、デフォルトである現行境界が使用されます (境界の設定を参照してください)。

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