既存カタログ項目の変更

  1. 次のいずれかを実行します。
    • 「Catalog Services (カタログ・サービス)」パネルで、既存の項目の完全修飾データ・セット名 (およびオプションでカタログ名) を入力し、「Command (コマンド)」行に A と入力します。
    • 「Catalog Services (カタログ・サービス)」パネルから、データ・セット名のリストを表示します。

      VSAM データ・セット (CLUSTER およびその対応コンポーネント) を名前変更するには、変更したい項目の横にある行コマンド・フィールドに REN(ame) と入力します。File Manager により、そのデータ・セットのデータ・タイプの「VSAM Entry Rename (VSAM 項目の名前変更)」パネルが表示されて、変更可能なデータ・セット情報が表示されます。VSAM CLUSTER のコンポーネント名は、新しく入力されたデータ・セット名に基づいて自動的に調整されます。コンポーネント名に関して、より細かく制御する必要がある場合には、ALTER コマンドを使用して、コンポーネント名を手動で調整できます。追加の VSAM パラメーターを変更するには、ALTER コマンドを使用します。

  2. 「Data Set List (データ・セット・リスト)」パネルで、表示したい項目の横にある行コマンド・フィールドに A と入力します。

    そのデータ・セットのデータ・タイプの「Entry Details (項目詳細)」パネルが表示されて、編集可能フィールドで変更可能なカタログ情報が表示されます。例えば、データ・セットが VSAM KSDS ファイルである場合は、「VSAM Entry Details (VSAM 項目詳細)」パネルが表示されます。

  3. 要件に適合するようにパラメーターを変更します。
  4. VSAM データ・セットでは、データ・セット名 を変更して、コンポーネント名をこの新規名と一致させたい場合、「Basic Information (基本情報)」の見出しの下にリストされている コンポーネント名をブランクにします。File Manager は、次の ASM 規則を基にして、新しいコンポーネント名を生成します。
    1. 項目データ・セット名の最後の修飾子が CLUSTER である場合、この最後の修飾子を DATA (データ・コンポーネントの場合) および INDEX (索引コンポーネントの場合) に置き換えます。例:
      Cluster name: SALES.REGION2.CLUSTER
Generated data name = SALES.REGION2.DATA
Generated index name = SALES.REGION2.INDEX
    2. クラスター名が 38 文字以下である場合、クラスター名の終わりに .DATA (データ・コンポーネントの場合) および.INDEX (索引コンポーネントの場合) を追加します。例:
      Cluster name: DEPT64.ASSET.INFO
Generated data name = DEPT64.ASSET.INFO.DATA
Generated index name = DEPT64.ASSET.INFO.INDEX
    3. クラスター名が 39 から 42 文字の間 (39 文字と 42 文字も含む) である場合、クラスター名の終わりに.D (データ・コンポーネントの場合) および.I (索引コンポーネントの場合) を追加します。
      Cluster name: DEPTABCD.RESOURCE.REGION66.DATA1234.STUFF
Generated data name = DEPTABCD.RESOURCE.REGION66.DATA1234.STUFF.D
Generated index name = DEPTABCD.RESOURCE.REGION66.DATA1234.STUFF.I
    4. 名前が 42 文字より長く、最後の修飾子が CLUSTER でない場合、クラスター、代替索引、またはユーザー・カタログ名の最初の (N-1 個の) 修飾子を最初の 4 つの修飾子まで使用し、5 つめの修飾子名を作成するために必要な 8 文字の修飾子を追加します。例:
      Cluster name: DIV012.GROUP16.DEPT98.DAILYLOG.DEC1988.BACK
Generated data name = DIV012.GROUP16.DEPT98.DAILYLOG.TY7RESNO
Generated index name = DIV012.GROUP16.DEPT98.DAILYLOG.YIIQHNTR

    名前が生成されると、AMS は、その名前が固有であるか確認するため、カタログを検索します。重複した名前があった場合、AMS は、固有の名前が作成されるまで、4.d で概要が説明されている形式を使用して、新規名の生成を続行します。

  5. Enter キーを押して、要求を処理します。

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