リアルタイム・レポートの抑止
Fault Analyzer レポートの JES spool への書き込みを抑止するため、以下の DD ステートメントを ジョブまたは始動プロシージャーに追加できます。
//IDIREPRT DD DUMMY
または、分析制御ユーザー出口を使用して、IDIREPRT を DUMMY に (次の REXX の例のように) 割り振ることもできます。
/* REXX */
/*************************************************/
/* Sample Analysis Control user exit to suppress */
/* the analysis report. */
/*************************************************/
"IDIALLOC DD(IDIREPRT) DUMMY"
exit 0
上記のサンプル出口がデータ・セット X.Y.Z のメンバー ABC として存在する場合、IDICNFxx 構成メンバーまたは IDIOPTS ユーザー・オプション・ファイルのいずれかに次のオプションを指定すると、このサンプル出口が呼び出されます。
DataSets(IDIEXEC(X.Y.Z))
Exits(CONTROL(REXX(ABC)))
上記の JES スプール・レポートの抑止に関係なく、リアルタイム・レポートをヒストリー・ファイルに書き込んだり、Fault Analyzer ISPF インターフェースを使用してそこから表示したりできます。
CICS® 環境では、代わりに DeferredReport オプション (こちらもデフォルトです) を使用することをお勧めします。詳しくは、DeferredReportを参照してください。