IDIEventInfo コマンド
IDIEventInfo コマンドは、フォーマット・ユーザー出口で、現在の障害にあるすべてのイベントに関する情報を取得するために使用できます。
UFM データ域には PSW やレジスターなどの 1 セットのフィールドのみが含まれるため、IDIEventInfo コマンドを使用して、UFM データ域の値を、あるイベントを表す値から別のイベントを表す値に変更する必要があります。
パラメーター
- var_name
- 情報を検索するイベントのイベント番号を含む REXX 変数の名前を指定します。
必要なイベント番号を含む変数が var_name に指定されていない場合、代わりに UFM.EVENT_NO が使用されます。
検索された情報は、UFM データ域に配置されます。
戻りコード
IDIEventInfo コマンドでは、以下の戻りコードが使用されます。
- 0
- 情報が正常に取得されました。
- 4
- 指定されたイベント番号に該当する情報は存在しません。エラーの説明が IDITRACE DDname に書き込まれます。
- 8
- コマンド構文エラーです。エラーの説明が IDITRACE DDname に書き込まれます。
例
/* REXX */
/* Process all events */
do event=1 to UFM.NUM_EVENTS
"IDIEventInfo event"
if RC<>0 then iterate
⋮
end