TABL 表示形式

TABL 表示形式 (デフォルト形式) では、表の行はパネル上で列を横方向に並べた形式で表示されます。

オプション行をすべて表示した表示パネル (TABL 表示形式) に、表示画面 (TABL 表示形式) の例を示します。

図 1. オプション行をすべて表示した表示パネル (TABL 表示形式)
  Process   Options   Utilities   Help
────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
 FM/Db2 (DFG2)                    Table View                    42 rows fetched
 TABLE FMNUSER.EMP                                                  Format TABL
 EMPNO  FIRSTNME     MIDINIT LASTNAME        WORKDEPT PHONENO HIREDATE   JOB
 #1     #2           #3      #4              #5       #6      #7         #8   +
 CH(6)  VARCHAR(12)  CH(1)   VARCHAR(15)     CH(3)    CH(4)   DATE       CH(8)
 PU--+> <---+----1-> -       <---+----1----> <-NF     <-->    <---+----> <---+-
 ****  Top of data  ****
 000010 CHRISTINE<   I       HAAS<           A00      3978    01.01.1965 PRES
 000020 MICHAEL<     L       THOMPSON<       B01      3476    10.10.1973 MANAGE
 000030 SALLY<       A       KWAN<           C01      4738    05.04.1975 MANAGE
 000050 JOHN<        B       GEYER<          E01      6789    17.08.1949 MANAGE
 000060 IRVING<      F       STERN<          D11      6423    14.09.1973 MANAGE
 000070 EVA<         D       PULASKI<        D21      7831    30.09.1980 MANAGE
 000090 EILEEN<      W       HENDERSON<      E11      5498    15.08.1970 MANAGE
 000100 THEODORE<    Q       SPENSER<        E21      0972    19.06.1980 MANAGE
 000110 VINCENZO<    G       LUCCHESI<       A00      3490    16.05.1958 SALESR
 000120 sean<                O'CONNELL<      A00      2167    05.12.1963 CLERK
 000130 DOLORES<     M       QUINTANA<       C01      4578    28.07.1971 ANALYS
 000140 HEATHER<     A       NICHOLLS<       C01      1793    15.12.1976 ANALYS
 Command ===> _____________________________________________________ Scroll PAGE
  F1=Help      F2=Zoom      F3=Exit      F4=CRetriev  F5=RFind     F6=RChange
  F7=Up        F8=Down      F9=Swap     F10=Left     F11=Right    F12=Cancel

オプション行をすべて表示した編集パネル (TABL 表示形式) に、編集画面 (TABL 表示形式) の例を示します。

図 2. オプション行をすべて表示した編集パネル (TABL 表示形式)
  Process   Options   Utilities   Help
────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
 FM/Db2 (DFG2)                     Table Edit                         42 rows fetched
 TABLE FMNUSER.EMP                                                  Format TABL
 EMPNO  FIRSTNME     MIDINIT LASTNAME        WORKDEPT PHONENO HIREDATE
        #1     #2           #3      #4              #5       #6      #7
        CH(6)  VARCHAR(12)  CH(1)   VARCHAR(15)     CH(3)    CH(4)   DATE
 000000 ****  Top of data  ****
 000000 ****  Top of data  ****
 000001 000010 CHRISTINE<   I       HAAS<           A00      3978    01.01.1965
 000002 000020 MICHAEL<     L       THOMPSON<       B01      3476    10.10.1973
 000003 000030 SALLY<       A       KWAN<           C01      4738    05.04.1975
 000004 000050 JOHN<        B       GEYER<          E01      6789    17.08.1949
 000005 000060 IRVING<      F       STERN<          D11      6423    14.09.1973
 000006 000070 EVA<         D       PULASKI<        D21      7831    30.09.1980
 000007 000090 EILEEN<      W       HENDERSON<      E11      5498    15.08.1970
 000008 000100 THEODORE<    Q       SPENSER<        E21      0972    19.06.1980
 000009 000110 VINCENZO<    G       LUCCHESI<       A00      3490    16.05.1958
 000010 000120 sean<                O'CONNELL<      A00      2167    05.12.1963
 000011 000130 DOLORES<     M       QUINTANA<       C01      4578    28.07.1971
 000012 000140 HEATHER<     A       NICHOLLS<       C01      1793    15.12.1976
 Command ===> _____________________________________________________ Scroll PAGE
  F1=Help      F2=Zoom      F3=Exit      F4=CRetriev  F5=RFind     F6=RChange
  F7=Up        F8=Down      F9=Swap     F10=Left     F11=Right    F12=Cancel

1 つのパネルには複数行が表示されます (行数は画面サイズによって制限されます)。表の各列は、その列のデータ・タイプに従って形式設定されます。例えば、数値データ・タイプは整数または 10 進数として表示され、日付および時刻フィールドは日付または時刻として表示されます。

デフォルトでは、見出しは Db2® カタログで定義された列名になります。見出しは、テンプレートを編集して変更することができます。

SELECT ステートメントの「表示」または「編集」の場合に限り、見出しは COLnnn として表示されることがあります (この場合の nnn は 001、002 などです)。これは生成された列名を示しています。次のどちらの例も、FM/Db2 に列名を生成させます。
SELECT 1, dbname FROM SYSIBM.SYSTABLES
SELECT CONCAT(dbname, tsname) FROM SYSIBM.SYSTABLES
FM/Db2 エディター・セッションで 1 つ以上の列がプロテクトされることがあります。これは、以下のような場合に発生する可能性があります。
  • 編集対象オブジェクトが基本キーで、Allow updates to primary key (基本キーの更新許可) オプションが選択されていない。
  • 編集対象オブジェクトが読み取り専用ビューである。
  • 編集対象オブジェクトが任意の SELECT ステートメントの結果表である (つまり SELECT ステートメントの編集)。
  • 編集対象のオブジェクトは表であるが、Db2® カタログで更新不可とマークされた列が含まれている。この場合 ROWID 列は除外されます。Db2® カタログ表は、このカテゴリーに分類されます。

データを TABL 表示形式で表示すると、上下、左右へのスクロールが可能になります。

データを 16 進形式で表示するには、次の HEX 基本コマンドを使用します。
HEX ON

TABL 表示形式では、「表示」または「編集」画面には常にそれぞれの表示列の列名 (代替フィールド見出しを定義している場合は、その見出し) が表示されます。

オプションとして、列見出し行とデータの先頭の間に、最大 3 行までの追加の情報行を表示することができます。これらは以下の順序の通りです。
  • 列番号 (Db2® カタログで定義された) が入っている行。
  • 列のデータ・タイプ (と非数値フィールドの長さ) が入っている行。
  • それぞれの列の上にルーラーを表示する行。このルーラーにはオフセット情報を含めることができ、オプションで基本キーと外部キーについての情報および固有索引を含めることができます。
こうした追加情報があれば、以下のいずれかの方法を使用すると、エディターに表示する追加情報行を選択できます。
  • すべての FM/Db2エディター・セッションでは、「Editor Options (エディター・オプション)」パネルを使用して適切なグローバル・オプションを設定する。
  • 現行の FM/Db2 エディター・セッションの場合のみ、
    • 「表示」の場合は、「View (表示)」(オプション 1) パネルを使用して適切なオプションを設定する。
    • 「編集」の場合には、「Edit (編集)」(オプション 2) パネルを使用して適切なオプションを設定する。

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