Db2® ユーティリティー・ジョブ用のバッチ JCL の生成

下記にリストした Db2® ユーティリティー・ジョブを実行するためのバッチ JCL を生成するには、「Table Spaces (ユーティリティー)」ユーティリティー機能 (3.9) を使用します。これらの操作のユーティリティー制御ステートメントを知っている必要はありません。
  • COPY
  • LOAD
  • REBUILD
  • RECOVER
  • REORG
  • RUNSTATS
  • UNLOAD
これらの Db2® ユーティリティー・ジョブの使用法の説明は、「Db2® ユーティリティー・ガイドおよび解説書」を参照してください。
注: 生成されたユーティリティー・ジョブを正常に実行するには、参照されているどの Db2® オブジェクトに対しても、適切な Db2® 特権を持っていなければなりません。

「Utilities (ユーティリティー)」ユーティリティーのメインパネルは、「Db2®Table Spaces (ユーティリティー)」パネルです。

Db2® Utilities (Db2 ユーティリティー)」パネルを表示するには、

  1. 「Primary Option Menu (基本オプション・メニュー)」パネルから、3 (「Utilities (ユーティリティー)」) を入力して「Utility Functions (ユーティリティー機能)」パネルを表示します。
  2. 「Utility Functions (ユーティリティー機能)」パネルから、9 (「Table Spaces (表スペース)」) を入力します。
Db2®Utilities (Db2 ユーティリティー)」パネル上のフィールドは、以下を選択するのに使用します。
  • 実行する Db2® ユーティリティーのタイプ
  • ユーティリティーが処理する Db2® オブジェクトのタイプ
  • ユーティリティーを実行する特定の Db2® オブジェクトの詳細

Enter キーを押すと、「Db2® Utilities (Db2 ユーティリティー)」パネルの Db2® オブジェクト詳細 フィールドに情報を入力していなければ、ローカル Db2® サーバーにあるすべてのオブジェクトが表示されます。このフィールドに情報を入力している場合は、表示される行は、そのフィールドに指定された情報と一致するオブジェクトだけに制限されます

Db2® ユーティリティー・ジョブ用の JCL が生成され、ISPF 編集セッションに提供されます。ジョブを実行依頼する前に必要な変更を行うか、または後で使用するために ISPF エディター・コマンドを使用して JCL のコピーを保管しておくことができます。

Db2 Db2 オブジェクトで使用できるユーティリティー は、どの Db2® オブジェクトに対してどの Db2® ユーティリティーを使用できるかを示します。
1. Db2® Db2® オブジェクトで使用できるユーティリティー

この表には、見出し行を除いて 6 つの列があります。見出し行にある、2 つ目の見出し「以下の Db2® オブジェクトで使用」の幅は 5 列にわたります。その各列に副見出し「1.Tables (表)」、「2.Table spaces (表スペース)」、「3.Index spaces (索引スペース)」、「4.Indexes (索引)」、および「5.Indexes for table spaces (表スペースの索引)」があります。

Db2® ユーティリティー 以下の Db2® オブジェクトで使用
1.表 2.表スペース 3.索引スペース 4.索引 5.Indexes for table spaces (表スペースの索引)
1.COPY はい (COPY (表スペース) を参照) はい (COPY (索引スペース) を参照)
2.LOAD はい (LOAD ユーティリティー を参照)
3.REBUILD はい (REBUILD ユーティリティー (索引) を参照) はい (REBUILD ユーティリティー (表スペースの索引) を参照)
4.RECOVER はい (RECOVER (表スペース) を参照) はい (RECOVER (索引スペース) を参照)
5.REORG はい (REORG (表スペース) を参照) はい (REORG (索引) を参照)
6.RUNSTATS はい (RUNSTATS (表スペース) を参照) はい (RUNSTATS (索引) を参照)
7.UNLOAD はい (UNLOAD (表) を参照) はい (UNLOAD (表スペース) を参照)

関連タスク

関連参照先