Db2® データの表示と変更

Db2® 表またはビューの内容を表示するには、FM/Db2 表示ユーティリティー (オプション 1)、FM/Db2 編集ユーティリティー (オプション 2)、または FM/Db2 ブラウズ・ユーティリティー (オプション B) を使用します。

以下の手順は、FM/Db2 エディターに関して提供されています。多くの場合、これらの操作は「表示」、「編集」、または「ブラウズ」で実行でき、ここでは「エディター」という用語を使用しています。同様に、「FM/Db2 エディター・セッション」という用語は、表示エディター・セッション、編集エディター・セッション、またはブラウズ・エディター・セッションのいずれかを指します。

FM/Db2 View Utility (表示ユーティリティー)

FM/Db2 表示ユーティリティー (オプション 1) を使用すると、データを表示して、一時的に変更できます。ただし、変更を保存することはできません。

表示ユーティリティーを使用して FM/Db2 エディターを開始する場合、これは「表示エディター・セッション」(または単に「表示」) 中であると呼ばれます。

ISPF ビューと似ている FM/Db2 表示ユーティリティーは、基本的には編集ユーティリティーと同じように機能する File Manager/Db2 エディター・セッションを提供します。この機能には、データへの一時的変更を保持できるインターフェースがあります。これは、例えば、ライブ・データを変更するリスクを発生させずに変更を評価する場合に役立ちます。表示エディター・セッションで初めてデータに変更を加えると、FM/Db2 により、次の警告が表示されます。
Save is not possible in a View session. Use Edit if you want to be able to
save changes.

FM/Db2 エディター・セッションでデータを変更した場合に、「Exit (終了)」機能キー (F3) を押して View エディター・セッションを終了すると、FM/Db2 により、データ変更後に、View セッションを終了するときに表示される警告に示されているような警告が表示されます。

1. データ変更後に、View セッションを終了するときに表示される警告
  Process   Options   Utilities   Help
 ─ ┌─────────────────────── View Warning ────────────────────────┐ ─────────────
 F │                                                             │    Top of 42
 T │          You are currently in Data View mode:               │  Format TABL
   │                                                             │ O HIREDATE
   │ Press Enter to confirm exit from View.  No changes will be  │   #7
   │ saved.                                                      │   DATE
   │                                                             │   <---+---->
 * │ Enter the END or EXIT command to return to View.            │
 0 │                                                             │   01.01.1965
 0 │                                                             │   10.10.1973
 0 │ Command ===>                                                │   05.04.1975
 0 │  F1=Help        F2=Split       F3=Exit        F7=Backward   │   17.08.1949
 0 │  F8=Forward     F9=Swap       F12=Cancel                    │   14.09.1973
 0 └─────────────────────────────────────────────────────────────┘   30.09.1980
 000007 000090 EILEEN<      W       HENDERSON<      E11      5498    15.08.1970
 000008 000100 THEODORE<    Q       SPENSER<        E21      0972    19.06.1980
 000009 000110 VINCENZO<    G       LUCCHESI<       A00      3490    16.05.1958
 Command ===>                                                       Scroll PAGE
  F1=Help      F2=Zoom      F3=Exit      F4=CRetriev  F5=RFind     F6=RChange
  F7=Up        F8=Down      F9=Swap     F10=Left     F11=Right    F12=Cancel

FM/Db2 Edit Utility (編集ユーティリティー)

FM/Db2 編集ユーティリティー (オプション 2) では、データの表示と変更 (挿入や削除、あるいは Db2® 表またはビューの内容の変更) を行ったり、変更内容を保存したりできます。

編集ユーティリティーを使用して FM/Db2 エディターを開始する場合、これは「編集エディター・セッション」(または単に「編集」) 中であると呼ばれます。

FM/Db2 ブラウズ・ユーティリティー

FM/Db2 ブラウズ・ユーティリティー1 (オプション B) を使用すると、データを表示できます。ただし、変更を保管することはできません。

FM/Db2 エディターをブラウズ・モードで開始する場合、これは「ブラウズ・エディター・セッション」(または単に「ブラウズ」) 中であると呼ばれます。

ブラウズ・エディター・セッションを開始するには、以下のいずれかの操作を実行します。
  • 「Primary Option Menu (基本オプション・メニュー)」パネルで、B コマンドを入力します。
  • File Manager/Db2 エディター・セッション中に、BROWSE コマンドを入力します。
  • Db2® オブジェクトのリストで、B コマンドを入力します (許可されている場合)。

ブラウズ・エディター・セッションを開始すると、FM/Db2 に「Db2® Browse (ブラウズ)」入力パネルが表示されます。

関連する参照先

1 ISPF との整合性を維持するため、FM/Db2 ブラウズ・ユーティリティーは FM/Db2 メインメニューに表示されません。ただし、B コマンドを入力することによって、FM/Db2 ブラウズ・ユーティリティーを選択できます。