Db2® オブジェクトの作成および除去

オブジェクト・ユーティリティーを使用すれば、Db2® オブジェクトの作成および除去操作を行うための SQL コマンドを知らなくとも、それらの操作を実行できます。

Db2® Object Functions (オブジェクト機能)」パネルは、「Primary Option Menu (基本オプション・メニュー・パネル)」のオプション 3.2 です。「Db2® Object Functions (Db2 オブジェクト機能)」から、作成または除去したい Db2® オブジェクト・タイプを選択できます。

  1. 関連する番号を「Object Type (オブジェクト・タイプ)」入力フィールドに指定します。このフィールドは、「Db2® Object Functions (オブジェクト機能)」パネルを初めて開くときに 3 (表) に初期化されます。
  2. オブジェクトを除去するつもりであるが、指定したオブジェクトを実際に除去する前に、FM/Db2 に「Drop Confirmation (除去確認)」パネルを表示させたい場合は、「Confirm object drop (オブジェクトの除去確認)」オプションに必ずチェックを付けてください。
  3. 指定したオブジェクト・タイプを作成するには、コマンド行に C を入力します。

    指定したオブジェクト・タイプを除去するには、コマンド行に D を入力します。

  4. Enter キーを押します。
各 Db2 オブジェクトでサポートされるアクション に、作成または除去できる Db2® オブジェクト・タイプを示します。
1. Db2® オブジェクトでサポートされるアクション

この表には 3 つの列があります。

オブジェクト・タイプ Create (作成) ドロップ
Database (データベース) Yes Yes
Table space (表スペース) Yes Yes
Table (表) Yes Yes
View (表示) Yes Yes
Alias (別名) Yes Yes
Index (索引) Yes Yes
Synonym (同義語) Yes Yes
特殊タイプ Yes Yes
関数 Yes Yes
Stored Procedure (ストアード・プロシージャー) Yes Yes
Trigger (トリガー) Yes Yes
補助表 Yes No1

関連参照先

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注:
  1. 表の除去を使用してください。移植された補助表は、関連する基本表を除去しなければ除去できません。その基本表を除去しないで、移植されていない補助表を除去するには、以下のようにします。
    • 表の除去機能 (「Db2® Object Functions (オブジェクト機能)」パネルでオブジェクト・タイプ 3 を選択し、コマンド行に「D」を入力) を使用します。
    • 除去する表として補助表を指定します。