「作成」パネルおよび「除去」パネルでの処理

以下に、「作成」および「除去」パネルの使用法に関連した一般的な事項を示します。

「作成」または「除去」パネルを使用している場合は、ワイルドカード文字は使用できません。

「Drop Confirmation (除去確認)」パネルおよび「Create (作成)」および「Drop (除去)」のメイン・パネルのコマンド行に「SQL」を入力して、現行のパネル入力で構成される SQL を調べることができます。

パネルへのデータ入力時に妥当性検査エラーを受け取った場合には、パネルの右上に簡単なエラー・メッセージが表示されます。エラー・メッセージの詳細を表示するには、Help function key (F1) を押してください。また、作成または除去操作中に SQL エラーを受け取った場合には、Help function key (F1) を押して詳細説明を表示できます。SQL ステートメントおよびエラーの原因を調べるには、Help function key (F1) をもう一度押します。

「Create Table Space (表スペースの作成)」や「Create Function (関数の作成)」などの「作成」パネルの中には、Create ステートメント入力を収集するいくつかの補助パネルが組み込まれているものがあります。一般に、これらの画面が必要になるケースは少ないので、Create ステートメントを実行する前に、すべての下位画面を呼び出す必要はありません。必要な入力およびパネルは、メインパネルで指示されます。一般に、補助パネルは任意の順序で表示したり再表示でき、例外はメインパネルで指示されます。作成操作中に SQL エラーを受け取った場合には、エラーが検出されたパネルに戻って、エラーを訂正してから、作成操作をやり直すだけです。補助パネルでのデータの入力時に、その変更を妥当性検査するには Enter キーを押し、変更を保管してメインパネルに戻るにはExit function key (F3) を押し、変更を保管しないで メインパネルに戻るにはCancel function key (F12) を押すことができます。

多くの補助パネルでは ISPF 表を使用して、表の列や関数のパラメーターなどのような、複数回現れるオブジェクト情報を管理しています。表の各行には、情報の断片に対する値のセットが含まれています。

ISPF 表の編集時には、CMD フィールドが表示されたときに、次のコマンドを使用して行の繰り返し、削除、および挿入を行うことができます。
I
現在場所に新規 (ブランク) 行を挿入する。
I(n)
現在場所に n 行の新規 (ブランク) 行を挿入する。
D
行を削除する。
D(n)
現在場所から開始して、n 行を削除する。
R
行を繰り返す。
R(n)
行を n 回繰り返す。

Cmd フィールドが表示されない場合には、既存の行の一部のフィールドしか編集できません。