SNGL 表示形式
SNGL 表示形式で一度にパネルに表示されるのは、表の 1 行だけです。
オプション列をすべて表示した編集パネル (SNGL 表示形式) に、編集画面 (SNGL 表示形式) の例を示します。
Process Options Utilities Help ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── FM/Db2 (DFG2) Table Edit 1 of 42 TABLE FMNUSER.EMP Format SNGL Top Column is 1 of 13 in Row 1 Ref Rdf Key Column Type(len) Data #1 PU EMPNO CH(6) 000010 #2 FIRSTNME VC(12) CHRISTINE< #3 MIDINIT CH(1) I #4 LASTNAME VC(15) HAAS< #6 PHONENO CH(4) 3978 #7 HIREDATE DATE 01/01/1965 #8 JOB CH(8) PRES #9 EDLEVEL SMINT 18 #10 SEX CH(1) F #11 BIRTHDATE DATE 08/14/1933 #12 SALARY DEC(9,2) 52750.00 #13 BONUS DEC(9,2) 1000.00 #14 COMM DEC(9,2) 4220.00 **** End of record **** Command ===> Scroll PAGE F1=Help F2=Zoom F3=Exit F4=CRetriev F5=RFind F6=RChange F7=Up F8=Down F9=Swap F10=Previous F11=Next F12=Cancel
表の列はパネルの縦方向に表示され、パネルの左に列見出し、右にその列のデータが表示されます。表の各列は、その列のデータ・タイプに従って形式設定されます。例えば、数値データ・タイプは整数または 10 進数として表示され、日付および時刻フィールドは日付または時刻として表示されます。
デフォルトでは、見出しは Db2® カタログで定義された列名になります。見出しは、テンプレートを編集して変更することができます。
File Manager/Db2 エディター・セッションの SELECT ステートメントでは、見出しは COLnnn として表示されることがあります (この場合の nnn は 001、002 などです)。これは生成された列名を示しています。次のどちらの例も、FM/Db2 に列名を生成させます。
SELECT 1, dbname FROM SYSIBM.SYSTABLES
SELECT CONCAT(dbname, tsname) FROM SYSIBM.SYSTABLES
FM/Db2 エディター・セッションで 1 つ以上の列がプロテクトされることがあります。これは、以下のような場合に発生する可能性があります。
- 編集対象オブジェクトが基本キーで、
Allow updates to primary key (基本キーの更新許可)
オプションが選択されていない。 - 編集対象オブジェクトが読み取り専用ビューである。
- 編集対象オブジェクトが任意の SELECT ステートメントの結果表である (つまり SELECT ステートメントの編集)。
- 編集対象のオブジェクトは表であるが、Db2® カタログで更新不可とマークされた列が含まれている。この場合 ROWID 列は除外されます。Db2® カタログ表は、このカテゴリーに分類されます。
SNGL 表示形式でデータを表示すると、以下を行うことができます。
- 行の中でスクロールする (上下)
- 表の中で前後にスクロールする (次の行および前の非除外行を表示するため)
データを 16 進形式で表示するには、HEX 基本コマンド HEX ON
を使用します。
SNGL 表示形式では、「表示」または「編集」画面には 2 つの列、すなわち列名とその列のデータが常に表示されます。
オプションとして、最大 3 列までの追加の情報列を表示することができます。このうちの「Ref (参照)」および「Key (キー)」の 2 列は列名が入っている列の左に表示され、3 列目の「Type(Len) (タイプ(長さ))」は名前列とデータ列の間に表示されます。すべての情報列を表示するよう選択すると、以下の列が左から右へ表示されます。
- Ref
- 列番号 (Db2® カタログで定義された) を表示するオプション列。
このオプション列は、REFS 基本コマンドを使ってオン/オフにすることができます。任意の SELECT ステートメントの結果表 (つまり、SELECT ステートメントの編集) が表示されている場合は、ゼロの値が表示されます。これは、列が生成されているか、または列が結果表の作成した SELECT ステートメントの FROM 文節で指定された最初の表の列でないことを示します。
- Rdf
- 未使用。
- キー
- 基本キー、外部キー、固有索引、および検査制約に関する情報を表示するオプション列。
このオプション列は、INDEXINF 基本コマンドを使ってオン/オフにすることができます。
- 列
- 列名を表示する列。
この列には、行に対して表示された文字データの開始位置および終了位置も表示することができます。これは、次の場合に表示されます。
- 列のデータ長が、2 行以上の行を表示するために必要な十分な長さでなければなりません。
「Show char position range (文字位置範囲を表示する)」
編集オプションが選択されている必要があります。または、CHARPOS コマンドを発行して、文字位置範囲の表示をオンにすることができます。詳しくは、「Editor Options (3 of 8) (編集オプション (8 の 3))」パネルおよび CHARPOS コマンドの説明 (CHARPOS 基本コマンド) を参照してください。
- Type(Len)
- 列のデータ・タイプ (および非数値フィールドの長さ) を表示するオプション列。
このオプション列は、TYPE 基本コマンドを使ってオン/オフにすることができます。
- Data (データ)
- 列の (定様式) データを表示する列。
表示画面または編集画面は、以下のいずれかによってカスタマイズできます。
- すべての FM/Db2 エディター・セッションでは、「エディター・オプション」パネルを使用して適切なグローバル・オプションを設定する。
- 現行の FM/Db2 エディター・セッションの場合のみ、
- 「表示」の場合には、「 Db2® View (表示)」パネルを使用して適切なオプションを設定する。
- 「編集」の場合には、「Db2® Edit (編集)」パネルを使用して適切なオプションを設定する。
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