PL/I データ記述記入項目のサポート

コピーブックで指定されている PL/I データ記述項目のうち、File Manager は、以下をサポートします。

  • 1 バイトおよび 2 バイト文字ストリングの PL/I データ属性 VARYING および VARYINGZ。
  • VARYING 属性が組み込まれた PL/I ビット変数。
  • 2 進数、10 進数、浮動小数点、および数値ピクチャー・データ (シンボルを除く)。
  • 配列エクステントの REFER 変数。上限および下限の配列エレメントはどちらも、次元ごとに宣言できます。次元ごとのエクステントの数は常に次のようになります。
    upper bound - lower bound + 1
    注: PL/I の次元の場合、ゼロ・エクステントは許可されていません。境界が指定されていない場合、PL/I は 1 の値を想定します。
  • ストリング変数、文字 (AN)、可変長文字 (VC)、またはゼロ終了文字ストリング (ZC) の長さをバイトで宣言する REFER 変数。
  • また、File Manager は、PL/I の 2 バイト文字変数 (DB)、可変長 2 バイト文字 (VD)、および終了ゼロおよび 2 バイト文字 (Z2) をバイト・ペアとしてサポートします。File Manager は、ビット・ストリング (BT) および可変長ビット・ストリング (VB) 変数もサポートします。
  • REFER 変数は、整数、固定 2 進数、パック 10 進数、浮動小数点、または文字ストリング変数として宣言することができます。
  • 可変長 (REFER ストリング長または REFER 配列エクステント) を持つことができる任意のレベルの UNION 宣言。
    注: UNION は異なるデータ・タイプのオーバーレイを含むことができます。それには、テンプレートのワークベンチ・レコード選択基準、またはデータを表示できない場合には SHOW 制御が必要となることがあります。

File Manager は、以下を無視します。

  • INIT データ値。
  • REFER 開始式。例えば、VAR(, expr Refer abc, ) または CHAR(expr Refer abc)。
  • EXTERNAL 属性。
  • DEFINED 構造オーバーレイ。
  • LIKE 構造属性。
注: 一般的に、File Manager は数字編集フィールドを英数字として扱います。特殊コード ZA は、サポートされないゾーン 10 進数に使用されます。