拡張メンバー処理
メンバー処理で次のユーティリティーを拡張できます。
- 「Copy Utility (コピー・ユーティリティー)」(オプション 3.3) またはデータ・セット・コピー機能 (DSC)
- 「Print Utility (印刷ユーティリティー)」(オプション 3.2) またはデータ・セット印刷機能 (DSP)
主な概念は、ユーザー・プロシージャーがメンバー内の各レコードで提示されることです。ユーザー・プロシージャーは、各レコードをいくつかの条件に照らして検査してから、File Manager にメンバー全体をコピーまたは印刷するかどうかを指示します。
メンバー処理では常にユーザー・プロシージャーが必要です。コマンド RETURN PROCESS MEMBER および RETURN DROP MEMBER により、ユーザー・プロシージャーはそれぞれ現行ユーティリティー操作 (印刷またはコピー) をメンバーに対して実行するかどうかを指示できます。ユーザー・プロシージャーが決定しない場合、File Manager は RETURN コマンドを使用して、引き続きレコードをユーザー・プロシージャーに受け渡します。
メンバー処理の場合、MEMPROC オプションとデフォルトの動作 (PROCESS または DROP) を指定する必要があります。メンバー全体が読み取られ、ユーザー・プロシージャーによって何も決定されない場合 (RETURN PROCESS MEMBER または RETURN DROP MEMBER コマンドが戻されない場合)、デフォルトの動作 (PROCESS または DROP) が使用されます。
ユーザー・プロシージャーによる出力レコードに対する変更内容は、メンバー処理中は無視されます。