以後の処理からのレコードの除去

DSEB 機能の場合を除き、レコードの処理後に、REXX コードが正常に制御を戻すと、そのレコードは「選択」されたものと見なされて、OUTREC の内容が (拡張している機能またはパネルに従って) コピー、印刷、更新、または検索/変更報告書に含めるための出力レコードとして使用されます。ただし、RETURN DROP (または RETURN STOP IMMEDIATE) ステートメントが実行される場合、現行レコードは、File Manager によって以後の処理から「除去」され、そのレコードのコピー、印刷、更新、または検索/変更報告書への組み込みは行われません。

データ・セット・コピー (DSC) およびデータ・セット印刷 (DSP) の場合、DFSORT OMIT ステートメントを使用してそれ以降の処理からレコードを「除去」することができます。

DSEB については、OUTREC の内容は、UPDATE 機能を呼び出すときに、出力データ・セットに書き込まれるだけです。UPDATE 機能を呼び出す前にプロシージャーを終了したり、別のレコードに移動すると、現行の OUTREC に対して行った変更は失われます。