基本オプション: イベント・サマリー

対話式レポートの初期表示画面から「Event Summary」オプションを選択すると、Event Summary 画面の例に示す例のように、レポートの「Event Summary」セクションが表示されます。

1. Event Summary 画面の例
  File  View  Services  Help
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Event Summary                                                  Line 1 Col 1 80
Command ===>                                                  Scroll ===> CSR 
Full Application only - TRANID: FRED   CICS ABEND: AEIL      2019/06/13  10:42

{The following events are presented in chronological order.}

Event           Fail  Module   Program  EP
#  Type         Point Name     Name     Name     Event Location (*)     Loaded
 1 Call               DFHAPLI  DFHAPLI1 n/a      P+27C4                 CICS.C
 2 Call               CEEPLPKA n/a      CEECRINI E+8B0                  Not de
 3 Call               CEEPLPKA n/a      CEECRINV E+42E                  Not de
 4 Call               CEEEV005 IGZCEV5  IGZCEV5  E+672                  CEE.SC
 5 EXEC CICS    ***** CICFRED  CICFRED  CICFRED  L#69 E+436             DA.TES
 6 Abend AEIL         DFHAIP   DFHEIP   n/a      P+1A92                 CICS.C


(*) One or more of the following abbreviations might appear in the "Event
    Location" column:

    F#n  Source file number (refer to detailed event information for file
         identification)
    L#n  Source file line number
    S#n  Listing file statement number (refer to detailed event information
         for file identification)
    M+x  Offset from start of load module
    P+x  Offset from start of program
    E+x  Offset from start of entry point

*** Bottom of data.
 F1=Help      F3=Exit      F4=Dsect     F5=RptFind   F6=Actions   F7=Up
 F8=Down     F10=Left     F11=Right

イベント番号にカーソルを置き Enter キーを押すと、このサマリーから個々のイベントを選択できます。この操作を行うと表示される詳細イベント画面のタイプは、詳細なイベント情報 に表示されている画面とほぼ同じです。

Event Location 列の情報のほとんどに、ポイント・アンド・シュート・フィールドがあります。

  • オフセット・タイプの情報を選択 (M+x、P+x、または、E+x) すると、対応するアドレスの Dump Storage 画面が表示されます。

    Dump Storage 画面についての詳細は、保管場所の表示を参照してください。

  • ソース情報またはリスト情報を選択 (L#n または S#n) すると、関連する行またはステートメントの Compiler Listing 画面が表示されます。

    Compiler Listing 画面についての詳細は、ソース・コードの表示 を参照してください。

パネル・タイトルの下には、画面の状態を切り替えに使用できる次の 2 つの point-and-shoot フィールドも表示されます。
  • Full」には、すべてのアプリケーション・イベントと、アプリケーション以外のイベントが表示されます。
  • Application only」は、イベント・サマリーを、発生元がユーザー・アプリケーションであるイベントのみに限定します。このオプションを選択すると、個々のイベント番号は完全イベント・サマリーとは違ったものになります。
選択したオプションは、対話式分析セッション間で記憶されます。

この画面は、標準の UP、DOWN、LEFT、および RIGHT コマンドに応答します。これらのコマンドは、デフォルトでそれぞれ PF7、PF8、PF10、および PF11 ファンクション・キーに割り当てられます。これらのキーを使用すると、必要に応じて横方向または縦方向に画面をスクロールして、入手可能な情報をすべて表示できます。

オプションのヘルプ・テキストは、画面の最上位の行が表示される場合にのみ表示されます。表示が任意の行数分スクロールダウンされると、ヘルプ・テキストは消去されますが、表示が先頭にスクロールされると再表示されます。ヘルプ・テキストの一般情報については、ヘルプ・テキストの追加または除去 を参照してください。

列見出しはビューからスクロールアウトしません。しかし、水平方向にスクロールすると、列見出しはその下のデータとともにスクロールされます。