関連したストレージ域の表示

対話式レポートでは、使用するプログラム言語に応じて、詳細イベント画面に 関連したストレージ域 リンクが表示されます。このリンクを選択するときに表示される内容は、プログラム言語に応じて、およびプログラム用に Fault Analyzer がコンパイラー・リストまたはサイド・ファイルを使用可能であるかどうかに応じて異なります。
  • コンパイラー・リストもサイド・ファイルもない COBOL プログラムの場合、ベース・ロケーターが 16 進ダンプ・フォーマットで表示されます。
    • COBOL V4 以前の場合、TGT はフォーマット設定されます。
    • COBOL V5 以降の場合、PPA はフォーマット設定されます。
  • コンパイラー・リストまたはサイド・ファイルが提供されている COBOL プログラムの場合、すべてのフィールドのソース宣言が、現行の内容とともに提示されます。
Associated Storage Areas 画面の例 では、ソース・リストが提供されている COBOL プログラムの Associated Storage Areas 画面の例を示しています。
1. Associated Storage Areas 画面の例
  File  View  Services  Help                                                  
──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
Associated Storage Areas                                       Line 1 Col 1 80
JOBNAME: COBLVL88  SYSTEM ABEND: 0CB            FAE1      2021/09/20  15:48:38
                                                                              
Program Prolog Areas                                                          
                                                                              
WORKING-STORAGE SECTION                                                       
         - Collapse hex   - Collapse level 88                                 
  Offset Hex Value                           Data Value         Source (Starti
STATIC storage at address 0000B3F0                                            
      A8 E6D6D9D2 C9D5C760 E2E3D6D9 C1C7C540 *WORKING-STORAGE *  01  FILLER   
      B8 40404040                            *                *               
Suppressed Copybook                                                           
     390 00000000                            *....            *  01  FIELD-1  
     398 00000000                            0                   01  FIELD-2  
     3A0 00000000 0000                       *......          *  01  FIELD-3  
                                                                 01  TABLE-4. 
                                                                     03  TABLE
                                                                      04  TABL
     3A8 426F1C29                            1.111100e+02              05 ELEM
     3AC 00000000                            *....            *        05 ELEM
                                                                          88 J
                                                                          88 J
                                                                          ELEM
     3BC 00000000                            *....            *        05 ELEM

表示された情報をスクロールダウンすると、現行のプログラムに応じて、「Linkage Section」情報、「File Section」情報なども表示されます。

対話式再分析レポートに固有の、次のようないくつかの機能があります。

  • 16 進値列を非表示にする機能。
  • レベル 88 の項目を省略する機能。
  • すべての COBOL ベース・ロケーターを表示する機能。

これらについては、この後のトピックで説明します。