IDIS DB2 のサブシステム要件
以下の場合は、LINKLIST でアクセスできないすべての DB2® サブシステム、および Fault Analyzer で分析を行うときの対象となるすべての DB2 サブシステムに関して、DD ステートメントを追加する必要があります。
- 複数のバージョンの DB2® がインストールされている場合。
- DB2® ロード・モジュール・ライブラリーが LINKLIST にない場合。
//DB2subsystem-id DD DISP=SHR,DSN=data-set-name
ここで、subsystem-id は DB2® サブシステム ID (通常 4 文字)、data-set-name は関連するロード・モジュール・ライブラリーを指します。データ共用グループの場合は、DB2® サブシステムがデータ共用モードで稼働しているかどうかに関係なく、グループに指定された名前がサブシステム ID として使用されます。例えば、ID DSN1 を持つ DB2® サブシステムに、LINKLIST に含まれないロード・ライブラリー DSN1.SDSNLOAD が必要な場合は、次の JCL DD ステートメントを Fault Analyzer IDIS サブシステム・ジョブに追加します。
//DB2DSN1 DD DISP=SHR,DSN=DSN1.SDSNLOAD
この DDname は必要に応じて、IDIS によって適切な DB2® サブシステムに動的に割り当てられるため、Fault Analyzer サブシステム JCL に DSNAOINI DD ステートメントを含めないでください。
IDIS サブシステムには、DSNACLI プランに対する EXECUTE 権限、および以下の SYSIBM カタログ・テーブルに対する SELECT 権限が必要です。
- SYSIBM.SYSDBRM
- SYSIBM.SYSPACKAGE
- SYSIBM.SYSPACKSTMT
- SYSIBM.SYSPACKLIST
- SYSIBM.SYSPLAN
- SYSIBM.SYSSTMT